原油反落。米主要株価指数の反落などで。64.94ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。3,363.14ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,860元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年07月限は478.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2125.29ドル(前日比1.89ドル拡大)、円建てで10,277円(前日比94円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月11日 13時36分時点 6番限)
金 15,677円/g
白金 5,400円/g
ゴム 298.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『積立投資のコツ』とは!?」
前回は、「『低迷』が資産の額を大きくする不思議」として、積立シミュレーションにおける累積保有数量を確認しました。
今回は、「『積立投資のコツ』とは!?」として、積立シミュレーションのまとめを確認します。
この数回で触れてきたシミュレーションにおける、一月当たりの購入数量を確認します。各月にどれくらい購入できたかを示しています。
最も多かった月で、「上昇継続パターン」は約0.9グラム(取引初月のみ)、「下落後 回復パターン」は約1.3グラム(真ん中の10年間)、「低迷後 反発パターン」が約3.9グラム(最初の20年間)でした。
毎月の投資額(積立設定額)が変わらなければ、市場価格の絶対値が低ければ低いほど、その月に購入できる量は増えます。単純計算(手数料などを考慮せず)で、毎月の投資額が1万円だったとして、市場価格が1万円の場合に購入できる数量は1グラムです。市場価格がその半値の5,000円の場合に購入できる数量は倍の2グラムです。
取引の最終日には、こうして積み上げられた保有数量とその時の市場価格を掛け合わせて、最終的な資産の額を計算します。保有数量が数倍になっていれば、最終的に行う掛け算が大幅に有利になります。
このシミュレーションが示唆する「積立投資のコツ」とは、取引期間中は市場価格の「下落・低迷」を利用して保有数量をできるだけ増やし、取引終盤の市場価格の反発を利用して積み上げた保有数量をできるだけ大きな資産に変えていく、ということです。
言い換えれば、積立投資の最中は市場価格の「下落・低迷」を恐れずに受け入れること、そして銘柄選定の際は、今、できるだけ安く、今後、長期視点で価格反発が起き得る銘柄を選ぶこと、と言えます。
図:積み立てシミュレーション(5)(まとめ)

出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。3,363.14ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,860元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年07月限は478.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2125.29ドル(前日比1.89ドル拡大)、円建てで10,277円(前日比94円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月11日 13時36分時点 6番限)
金 15,677円/g
白金 5,400円/g
ゴム 298.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『積立投資のコツ』とは!?」
前回は、「『低迷』が資産の額を大きくする不思議」として、積立シミュレーションにおける累積保有数量を確認しました。
今回は、「『積立投資のコツ』とは!?」として、積立シミュレーションのまとめを確認します。
この数回で触れてきたシミュレーションにおける、一月当たりの購入数量を確認します。各月にどれくらい購入できたかを示しています。
最も多かった月で、「上昇継続パターン」は約0.9グラム(取引初月のみ)、「下落後 回復パターン」は約1.3グラム(真ん中の10年間)、「低迷後 反発パターン」が約3.9グラム(最初の20年間)でした。
毎月の投資額(積立設定額)が変わらなければ、市場価格の絶対値が低ければ低いほど、その月に購入できる量は増えます。単純計算(手数料などを考慮せず)で、毎月の投資額が1万円だったとして、市場価格が1万円の場合に購入できる数量は1グラムです。市場価格がその半値の5,000円の場合に購入できる数量は倍の2グラムです。
取引の最終日には、こうして積み上げられた保有数量とその時の市場価格を掛け合わせて、最終的な資産の額を計算します。保有数量が数倍になっていれば、最終的に行う掛け算が大幅に有利になります。
このシミュレーションが示唆する「積立投資のコツ」とは、取引期間中は市場価格の「下落・低迷」を利用して保有数量をできるだけ増やし、取引終盤の市場価格の反発を利用して積み上げた保有数量をできるだけ大きな資産に変えていく、ということです。
言い換えれば、積立投資の最中は市場価格の「下落・低迷」を恐れずに受け入れること、そして銘柄選定の際は、今、できるだけ安く、今後、長期視点で価格反発が起き得る銘柄を選ぶこと、と言えます。
図:積み立てシミュレーション(5)(まとめ)

出所:筆者作成