ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は0~10トン。7月10日の価格はキロあたり85.00~87.00バーツ、7月10日のRSS号タイ主要港8月積価格は280.0~290.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、6月10日時点7,631トン(前旬比318トン増)。

 6月上旬の入出庫は入庫1,464トン、出庫1,146トン。

◆展開予想

 OSEゴムは反発、上海ゴムは特段の材料ないものの週初から上昇して始まると中国6月の自動車生産・販売が前年同月割れとなったことで売られる局面があるも前週比ではプラスを維持する中で、OSEゴムは週初に上昇して中心限月は一時424.0円円まで上昇したが、その後は買いが続かず410円台後半で引けている。株式は強弱まちまち、米イランの緊張感が再度高まる中で日本は弱含むも米国は相対堅調、商品は原油が反発し貴金属は反落、ドル円は161円台後半まで円安ドル高が進行している。

 7月10日のRSS3号12月限(中心限月)は終値419.8円、週高値424.0円、週安値408.9円。上海天然ゴム先物9月限は終値16,795、週高値17,015、週安値16,770であった。

 オファー価格は460円程まで上昇、降雨による供給面への警戒は根強く売値が切り上がった。中国国内の受渡可能在庫は15.1万トン程で微減、指定倉庫在庫は17.1万トン台まで増加、OSEゴム指定倉庫在庫は5,057トンに減少、当先の順鞘幅は縮小傾向となっている。主要産地では、インドネシアで生産回復の動きがわずかに鈍化しタイでの生産回復遅れは継続しているとみられ、TSR20は順鞘幅が縮小しRSS3は逆鞘を維持している。輸入採算面では全限月が割安水準を維持しており、上海ゴムこそ好材料に乏しいものの、現物価格に下押し圧力がかからなければ押し目買い方針を継続したい。中心限月は410.0~430.0円を予想する。

みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

岡地株式会社
国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp