原油反落。米主要株価指数の反落などで。102.84ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,476.70ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は17,550元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年07月限は673.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2537.6ドル(前日比16.70ドル縮小)、円建てで13,809円(前日比231円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月20日 15時37分時点 6番限)
金 23,454円/g
白金 9,645円/g
ゴム 409.5円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「ナフサの輸入単価は2倍、輸入量は4割減」
前回は、「改めて『原油は経済の血液』であると認識」と題して、石油化学コンビナート内のイメージと石油化学「基礎製品」と「誘導品(中間品)」について、述べました。
今回は、「ナフサの輸入単価は2倍、輸入量は4割減」と題して、日本のナフサ輸入量(地域別・各年3月)について、述べます。
日本のナフサ輸入における単価の推移を確認します。財務省の貿易統計における、輸入額を輸入量で割った値です。イラン戦争が勃発する直前の水準は1キロリットル当たりおよそ6万円でした。
原油価格の国際指標の一つであるWTI原油価格は3月より大きく上昇していますが、やや遅れて追随する傾向がある日本の原油、ナフサの輸入単価については、3月はまだ大きく上昇していません。
とはいえ、各種報道やエネルギーに関わるさまざまな価格を評価する機関によれば、ナフサの輸入単価は、おおむね4月以降、WTI原油と同様に大きく上昇しているといわれています。中には、4月の価格は2月の価格に比べて2倍程度になっているとの情報もあります。
ナフサの輸入単価の動向は、原油価格の国際指標の動向だけでなく、ナフサを輸出する国の事情や、国際的なナフサの需給動向、為替(ドル円相場)動向などの影響も受けます。
ナフサを輸出する国(産油国とは限らない)や流通過程で在庫を持つ企業が出し渋りをしたり、奪い合いによって国際的なナフサの需給動向が急激に引き締まったりした場合は、原油の国際価格を上回る上昇を演じる可能性があります。
以下の図は、日本のナフサ輸入量(地域別・各年3月)の推移です。中東産について、2026年3月は前年同月比、およそ4割減少しました。この点は、イラン戦争の影響が、如実に日本に及びはじめたことを示す例です。
前年同月比だけでなく、10年前の2016年と比較すると、また別の示唆が得られます。2016年の輸入元の国の数は20で、中東依存度はおよそ50%でした。インドやロシアからの輸入シェアがそれぞれ10%を超えていました。
2026年の輸入元の国の数は9で、中東依存度はおよそ70%でした。2016年に輸入量が確認できなかった南米のペルーからの輸入シェアが10%となりました。また、この10年間で輸入シェアが上昇した国は、韓国(5%→6%)、アルジェリア(2%→3%)、米国(1%→5%)でした。インドは大きく低下しました(12%→5%)。
日本におけるナフサの供給源は輸入だけではありません。輸入した原油や備蓄を取り崩した原油から連産品の一つとして精製したりすることで、供給量を増やすことができます。
とはいえ、原油の世界的な需給環境も厳しい状態にあり、なおかつ備蓄にも限りがあることを考えれば、まだしばらく、ナフサの供給が不安定な状態が続くと言わざるを得ないと、筆者はみています。
図:日本のナフサ輸入量(地域別・各年3月) 単位:千キロリットル

出所:貿易統計のデータより筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,476.70ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年09月限は17,550元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年07月限は673.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2537.6ドル(前日比16.70ドル縮小)、円建てで13,809円(前日比231円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月20日 15時37分時点 6番限)
金 23,454円/g
白金 9,645円/g
ゴム 409.5円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「ナフサの輸入単価は2倍、輸入量は4割減」
前回は、「改めて『原油は経済の血液』であると認識」と題して、石油化学コンビナート内のイメージと石油化学「基礎製品」と「誘導品(中間品)」について、述べました。
今回は、「ナフサの輸入単価は2倍、輸入量は4割減」と題して、日本のナフサ輸入量(地域別・各年3月)について、述べます。
日本のナフサ輸入における単価の推移を確認します。財務省の貿易統計における、輸入額を輸入量で割った値です。イラン戦争が勃発する直前の水準は1キロリットル当たりおよそ6万円でした。
原油価格の国際指標の一つであるWTI原油価格は3月より大きく上昇していますが、やや遅れて追随する傾向がある日本の原油、ナフサの輸入単価については、3月はまだ大きく上昇していません。
とはいえ、各種報道やエネルギーに関わるさまざまな価格を評価する機関によれば、ナフサの輸入単価は、おおむね4月以降、WTI原油と同様に大きく上昇しているといわれています。中には、4月の価格は2月の価格に比べて2倍程度になっているとの情報もあります。
ナフサの輸入単価の動向は、原油価格の国際指標の動向だけでなく、ナフサを輸出する国の事情や、国際的なナフサの需給動向、為替(ドル円相場)動向などの影響も受けます。
ナフサを輸出する国(産油国とは限らない)や流通過程で在庫を持つ企業が出し渋りをしたり、奪い合いによって国際的なナフサの需給動向が急激に引き締まったりした場合は、原油の国際価格を上回る上昇を演じる可能性があります。
以下の図は、日本のナフサ輸入量(地域別・各年3月)の推移です。中東産について、2026年3月は前年同月比、およそ4割減少しました。この点は、イラン戦争の影響が、如実に日本に及びはじめたことを示す例です。
前年同月比だけでなく、10年前の2016年と比較すると、また別の示唆が得られます。2016年の輸入元の国の数は20で、中東依存度はおよそ50%でした。インドやロシアからの輸入シェアがそれぞれ10%を超えていました。
2026年の輸入元の国の数は9で、中東依存度はおよそ70%でした。2016年に輸入量が確認できなかった南米のペルーからの輸入シェアが10%となりました。また、この10年間で輸入シェアが上昇した国は、韓国(5%→6%)、アルジェリア(2%→3%)、米国(1%→5%)でした。インドは大きく低下しました(12%→5%)。
日本におけるナフサの供給源は輸入だけではありません。輸入した原油や備蓄を取り崩した原油から連産品の一つとして精製したりすることで、供給量を増やすことができます。
とはいえ、原油の世界的な需給環境も厳しい状態にあり、なおかつ備蓄にも限りがあることを考えれば、まだしばらく、ナフサの供給が不安定な状態が続くと言わざるを得ないと、筆者はみています。
図:日本のナフサ輸入量(地域別・各年3月) 単位:千キロリットル

出所:貿易統計のデータより筆者作成
