ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は0~10トン。5月22日の価格はキロあたり75.00~82.50バーツ、5月22日のRSS号タイ主要港6月積価格は275.0~385.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、5月10日時点7,124トン(前旬比398トン増)。

 5月上旬の入出庫は入庫732トン、出庫334トン。

◆展開予想

 OSEゴムは大幅続落、上海ゴムは中国で合成ゴム価格が下落していることもあってか週初から買い方の手仕舞い売りが継続し中心限月が17,500元を割込んで推移する中で、OSEゴムにも売りが波及すると410円台を割込み中心限月は一時401.9円まで下落するなど大幅続落となった。株式は上昇、世界的な金利上昇を背景に一時は軟化もイラン問題解決期待が優勢となったか、商品は原油下落にもかかわらずドル高が継続し貴金属は続落、ドル円は159円台前半まで円安ドル高が進行している。

 5月22日のRSS3号10月限(中心限月)は終値405.7円、週高値418.0円、週安値401.9円。上海天然ゴム先物9月限は終値17,500、週高値17,865、週安値17,390であった。

 オファー価格は445円程に続騰、原料価格は週間でわずかに上昇し円安も換算を押し上げた。中国では受渡可能在庫は14.4万トン程、指定倉庫在庫は15.2万トン程に増加し、OSEゴムも全体の順鞘傾向は変わらず指定倉庫在庫は5,000トン弱まで増加しており、消費国では供給面に問題はなさそうだ。主要産地では継続的な降雨が観測され始めており今後の生産量の回復・増加への期待が高まっていそう、目先の需給緩和につながるは不透明だがTSR20の中限に大口の売りが散見され、限月間の逆鞘幅は拡大している。輸入採算面では期近大幅割安・期先小幅割安水準で先週と大きく変化ないが、原料価格は高止まりしており、原料供給が安定的に増加しなければ反発余地もあるだろう。中心限月は395.0~420.0円を予想する。

みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

岡地株式会社
国際法人部ゴム担当。
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