原油反落。米主要株価指数の反落などで。90.21ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,364.64ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。27年01月限は18,655元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年10月限は693.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,633.04ドル(前日比3.04ドル拡大)、円建てで14,131円(前日比70円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月2日 17時47分時点 6番限)
金 22,869円/g
白金 8,738円/g
ゴム 432.5円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『ステージ』が変わったイラン戦争」
前回は、「非西側化する産油国の思惑」と題して、OPECプラス(2026年8月時点)について、述べました。
今回は、「『ステージ』が変わったイラン戦争」と題して、イランが支援しているとされるイスラム武装組織「フーシ派」について、述べます。
イラン戦争は目下、発生から半年を経て「ステージ」が変わったと考えられます。当初は米国・イスラエルによる攻撃とイランの報復という「軍事戦争」の色が大変に濃い状況が続いていました。しかし足元では、軍事戦争に加えて、相手やそれに関わる国の経済力をそぐ「経済戦争」の様相が急速に強まっています。
米財務省は8月24日、「Operation Economic Outcast(対イラン経済孤立作戦)」を開始し、米国によるイランへの経済制裁を強化しました。イランの石油輸送や金融取引、それらを支える第三国の企業や船舶などを対象に圧力を強め、イランを国際的な経済ネットワークから切り離す姿勢を鮮明にしています。
これに対しイラン側は、世界の原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖という「武器」を活用しています。米財務省は、イランが同海峡を通航する商船に保険の購入を求める仕組みを構築し、米国はこれを収益策と見なして関連企業を「制裁対象に指定した」と発表しています。
米国はさまざまな制裁でイランの原油による収入を減らそうとしていますが、イラン側(フーシ派を含む)は海峡の封鎖やタンカーの航行の妨害によって、世界のエネルギー輸送を、引いてはエネルギーの価格、さらにはインフレ動向を通じて金融政策に影響力を行使しているといえます。
さらには、イランが支援しているとされるイスラム武装勢力の一つで、アラビア半島の南西部のイエメンで活動する「フーシ派」(図を参照)の存在を考慮すれば、ホルムズ海峡だけでなくバブ・エル・マンデブ海峡、そしてドローンによる攻撃可能な海域(ペルシャ湾ではなくインド洋に面したUAEのフジャイラ付近を含む)など、中東の海上輸送全体が軍事戦争・経済戦争の舞台になる可能性が浮上します。
図:イランが支援しているとされるイスラム武装組織「フーシ派」

出所:各種資料およびmap chartを用いて筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,364.64ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。27年01月限は18,655元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年10月限は693.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,633.04ドル(前日比3.04ドル拡大)、円建てで14,131円(前日比70円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月2日 17時47分時点 6番限)
金 22,869円/g
白金 8,738円/g
ゴム 432.5円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『ステージ』が変わったイラン戦争」
前回は、「非西側化する産油国の思惑」と題して、OPECプラス(2026年8月時点)について、述べました。
今回は、「『ステージ』が変わったイラン戦争」と題して、イランが支援しているとされるイスラム武装組織「フーシ派」について、述べます。
イラン戦争は目下、発生から半年を経て「ステージ」が変わったと考えられます。当初は米国・イスラエルによる攻撃とイランの報復という「軍事戦争」の色が大変に濃い状況が続いていました。しかし足元では、軍事戦争に加えて、相手やそれに関わる国の経済力をそぐ「経済戦争」の様相が急速に強まっています。
米財務省は8月24日、「Operation Economic Outcast(対イラン経済孤立作戦)」を開始し、米国によるイランへの経済制裁を強化しました。イランの石油輸送や金融取引、それらを支える第三国の企業や船舶などを対象に圧力を強め、イランを国際的な経済ネットワークから切り離す姿勢を鮮明にしています。
これに対しイラン側は、世界の原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖という「武器」を活用しています。米財務省は、イランが同海峡を通航する商船に保険の購入を求める仕組みを構築し、米国はこれを収益策と見なして関連企業を「制裁対象に指定した」と発表しています。
米国はさまざまな制裁でイランの原油による収入を減らそうとしていますが、イラン側(フーシ派を含む)は海峡の封鎖やタンカーの航行の妨害によって、世界のエネルギー輸送を、引いてはエネルギーの価格、さらにはインフレ動向を通じて金融政策に影響力を行使しているといえます。
さらには、イランが支援しているとされるイスラム武装勢力の一つで、アラビア半島の南西部のイエメンで活動する「フーシ派」(図を参照)の存在を考慮すれば、ホルムズ海峡だけでなくバブ・エル・マンデブ海峡、そしてドローンによる攻撃可能な海域(ペルシャ湾ではなくインド洋に面したUAEのフジャイラ付近を含む)など、中東の海上輸送全体が軍事戦争・経済戦争の舞台になる可能性が浮上します。
図:イランが支援しているとされるイスラム武装組織「フーシ派」

出所:各種資料およびmap chartを用いて筆者作成
