原油反発。米主要株価指数の反発などで。75.94ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。4,329.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は16,895元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年09月限は515.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2561.15ドル(前日比2.85ドル拡大)、円建てで13,370円(前日比38円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月6日 19時24分時点 6番限)
金 22,193円/g
白金 8,823円/g
ゴム 420.7円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「株価指数は『戦争が続いているから』上昇」
前回は、「中東産原油の輸出をさまたげる国・組織」と題して、イランが支援しているとされるイスラム武装組織について、述べました。
今回は、「株価指数は『戦争が続いているから』上昇」と題して、中東情勢をめぐる「懸念」と株式市場における「期待」の変化(筆者イメージ)について、述べます。
一般的に、戦争は株式市場にとって悪材料と考えられています。軍事衝突が発生すれば企業活動が停滞し、景気が悪化する懸念が強まるためです。
しかし、2026年の株式市場は、それと異なる動きを見せました。中東で戦争が続いているにもかかわらず、米国のS&P500種指数をはじめ、さまざまな主要な株価指数は史上最高値を更新しました。
この背景を理解する上で重要なことは、以下の図で示した戦時下における「懸念」と「期待」の関係です。戦争が始まった直後、市場は原油供給の混乱、インフレ再燃、世界経済の悪化などを強く懸念しました。しかし、時間の経過とともに、その懸念を打ち消すように、株式市況では新たな期待が次々と膨らみ始めました。
株式市場にもたらされたのは、大型新規公開株(IPO)への期待、AI関連企業への期待などです。中東情勢を巡る懸念が大きくなればなるほど、こうした期待が大きくなったふしがあります。
ある著名な株式のアナリストは、株価指数の高値更新について「株式市場では戦争は終わった」とさえ、述べたほどです。金融業界を挙げた楽観ムードは、戦時下の株式市場を高値に導きました。
株価指数が上昇したのは、「戦争が終わる」と考えられたからではなく、戦争が懸念を振りまく中で、それを上回る期待が形成され、その懸念が覆い隠されたためです。先述のアナリストは、株式市場は半年から1年先の思惑を織り込んで今動く、と述べています。
まさに、目の前で起きている懸念ではなく、その先に起き得る関連企業を取り巻く期待が、株価指数を左右する重要な要因となったのです。そのため、中東情勢を巡る懸念が消えていないにもかかわらず、株価は上昇を続けるという、一見すると矛盾した現象が生じました。
株価指数の推移を長期で見ると、ブラックマンデー、リーマン・ショック、新型コロナウイルス禍など、数多くの危機を乗り越えて最高値を更新してきました。その過程で、「懸念(≒恐怖)」と「欲(≒期待)」の綱引きが繰り返されてきたといえます。
2026年のイラン戦争時も、まさにその一例です。中東情勢を巡る懸念が日を追うごとに大きくなる一方で、それを打ち消すように株式市場で期待が増幅しています。現在の株価指数の上昇は、「戦争が続いているから」こそ生まれた結果であると、筆者は考えています。
図:中東情勢をめぐる「懸念」と株式市場における「期待」の変化(筆者イメージ)

出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。4,329.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は16,895元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年09月限は515.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2561.15ドル(前日比2.85ドル拡大)、円建てで13,370円(前日比38円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月6日 19時24分時点 6番限)
金 22,193円/g
白金 8,823円/g
ゴム 420.7円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「株価指数は『戦争が続いているから』上昇」
前回は、「中東産原油の輸出をさまたげる国・組織」と題して、イランが支援しているとされるイスラム武装組織について、述べました。
今回は、「株価指数は『戦争が続いているから』上昇」と題して、中東情勢をめぐる「懸念」と株式市場における「期待」の変化(筆者イメージ)について、述べます。
一般的に、戦争は株式市場にとって悪材料と考えられています。軍事衝突が発生すれば企業活動が停滞し、景気が悪化する懸念が強まるためです。
しかし、2026年の株式市場は、それと異なる動きを見せました。中東で戦争が続いているにもかかわらず、米国のS&P500種指数をはじめ、さまざまな主要な株価指数は史上最高値を更新しました。
この背景を理解する上で重要なことは、以下の図で示した戦時下における「懸念」と「期待」の関係です。戦争が始まった直後、市場は原油供給の混乱、インフレ再燃、世界経済の悪化などを強く懸念しました。しかし、時間の経過とともに、その懸念を打ち消すように、株式市況では新たな期待が次々と膨らみ始めました。
株式市場にもたらされたのは、大型新規公開株(IPO)への期待、AI関連企業への期待などです。中東情勢を巡る懸念が大きくなればなるほど、こうした期待が大きくなったふしがあります。
ある著名な株式のアナリストは、株価指数の高値更新について「株式市場では戦争は終わった」とさえ、述べたほどです。金融業界を挙げた楽観ムードは、戦時下の株式市場を高値に導きました。
株価指数が上昇したのは、「戦争が終わる」と考えられたからではなく、戦争が懸念を振りまく中で、それを上回る期待が形成され、その懸念が覆い隠されたためです。先述のアナリストは、株式市場は半年から1年先の思惑を織り込んで今動く、と述べています。
まさに、目の前で起きている懸念ではなく、その先に起き得る関連企業を取り巻く期待が、株価指数を左右する重要な要因となったのです。そのため、中東情勢を巡る懸念が消えていないにもかかわらず、株価は上昇を続けるという、一見すると矛盾した現象が生じました。
株価指数の推移を長期で見ると、ブラックマンデー、リーマン・ショック、新型コロナウイルス禍など、数多くの危機を乗り越えて最高値を更新してきました。その過程で、「懸念(≒恐怖)」と「欲(≒期待)」の綱引きが繰り返されてきたといえます。
2026年のイラン戦争時も、まさにその一例です。中東情勢を巡る懸念が日を追うごとに大きくなる一方で、それを打ち消すように株式市場で期待が増幅しています。現在の株価指数の上昇は、「戦争が続いているから」こそ生まれた結果であると、筆者は考えています。
図:中東情勢をめぐる「懸念」と株式市場における「期待」の変化(筆者イメージ)

出所:筆者作成
