原油反落。直近の高値に到達したことなどで。95.98ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。4,453.87ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。27年01月限は19,480元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年10月限は772.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,573.97ドル(前日比17.27ドル拡大)、円建てで13,297円(前日比4円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月10日 大引け時点 6番限)
金 22,460円/g
白金 9,163円/g
ゴム 433.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY銅先物(期近) 月足 単位:ドル/ポンド

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「光と影の膨張で金属価格は高止まりか」
前回は、「AI・EVブームや円安などが要因」と題して、10円玉を構成する各種金属の国際相場とドル円相場について、述べました。
今回は、「光と影の膨張で金属価格は高止まりか」と題して、「光と影の同時拡大」がもたらす10円玉を構成する金属の価格動向への影響について、述べます。
今後、金属価格はどのように推移すると考えられるでしょうか。筆者は、2010年ごろから鮮明になった世界規模の「光と影の同時拡大」が、それを考える際の重要な手掛かりになると考えています。
しばしば見たり聞いたりする「光があるところに影あり」の言葉が、2010年ごろ以降の株価指数と金(ゴールド)相場で体現されていると言えます。
1980~1990年代を中心とした時代では、米国の主要な株価指数の一つであるS&P500種指数とNY金(ゴールド)先物の相関係数はマイナス0.60でした。比較的鮮明な「逆相関」だったと言えます。
二つの値動きの関係を示す相関係数は、マイナス1と1の間で決定します。マイナス1に近ければ近いほど逆に動く傾向が強いことを、1に近ければ近いほど同じように動く傾向が強いことを、0に近ければ近いほど関わりが小さいことを意味します。
2010年以降、同係数が0.82近辺であることから、「株高・金(ゴールド)高」の傾向が鮮明であることが示されています。この構図は、株価指数の上昇が示す「光のまぶしさ」と、金(ゴールド)価格の上昇という「影の濃さ」が同時に拡大していることを示していると言えるでしょう。
以下の図のとおり、「光のまぶしさ」拡大は、株価指数上昇を起点に、景気回復ムード継続→需要増加期待拡大という連想を大きくし、各種金属相場に上昇圧力を、同時に「影の濃さ」拡大は、世界分断、民主主義の後退といった非伝統的な有事拡大を起点に、資源の武器利用拡大→供給減少懸念拡大という連想を大きくし、各種金属相場に上昇圧力をもたらします。
つまり、「光」が需要を押し上げ、「影」が供給を不安定化させる構図です。両者が同時に膨張すれば、金属価格には二方向から上昇圧力がかかります。短期的な価格調整はあったとしても、こうした大きな社会的潮流が続く限り、各種金属価格は株価指数ともに上値を切り上げ続ける可能性があることを意識しておく必要があるでしょう。
図:「光と影の同時拡大」がもたらす10円玉を構成する金属の価格動向への影響

出所:筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。4,453.87ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。27年01月限は19,480元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年10月限は772.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,573.97ドル(前日比17.27ドル拡大)、円建てで13,297円(前日比4円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月10日 大引け時点 6番限)
金 22,460円/g
白金 9,163円/g
ゴム 433.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY銅先物(期近) 月足 単位:ドル/ポンド

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「光と影の膨張で金属価格は高止まりか」
前回は、「AI・EVブームや円安などが要因」と題して、10円玉を構成する各種金属の国際相場とドル円相場について、述べました。
今回は、「光と影の膨張で金属価格は高止まりか」と題して、「光と影の同時拡大」がもたらす10円玉を構成する金属の価格動向への影響について、述べます。
今後、金属価格はどのように推移すると考えられるでしょうか。筆者は、2010年ごろから鮮明になった世界規模の「光と影の同時拡大」が、それを考える際の重要な手掛かりになると考えています。
しばしば見たり聞いたりする「光があるところに影あり」の言葉が、2010年ごろ以降の株価指数と金(ゴールド)相場で体現されていると言えます。
1980~1990年代を中心とした時代では、米国の主要な株価指数の一つであるS&P500種指数とNY金(ゴールド)先物の相関係数はマイナス0.60でした。比較的鮮明な「逆相関」だったと言えます。
二つの値動きの関係を示す相関係数は、マイナス1と1の間で決定します。マイナス1に近ければ近いほど逆に動く傾向が強いことを、1に近ければ近いほど同じように動く傾向が強いことを、0に近ければ近いほど関わりが小さいことを意味します。
2010年以降、同係数が0.82近辺であることから、「株高・金(ゴールド)高」の傾向が鮮明であることが示されています。この構図は、株価指数の上昇が示す「光のまぶしさ」と、金(ゴールド)価格の上昇という「影の濃さ」が同時に拡大していることを示していると言えるでしょう。
以下の図のとおり、「光のまぶしさ」拡大は、株価指数上昇を起点に、景気回復ムード継続→需要増加期待拡大という連想を大きくし、各種金属相場に上昇圧力を、同時に「影の濃さ」拡大は、世界分断、民主主義の後退といった非伝統的な有事拡大を起点に、資源の武器利用拡大→供給減少懸念拡大という連想を大きくし、各種金属相場に上昇圧力をもたらします。
つまり、「光」が需要を押し上げ、「影」が供給を不安定化させる構図です。両者が同時に膨張すれば、金属価格には二方向から上昇圧力がかかります。短期的な価格調整はあったとしても、こうした大きな社会的潮流が続く限り、各種金属価格は株価指数ともに上値を切り上げ続ける可能性があることを意識しておく必要があるでしょう。
図:「光と影の同時拡大」がもたらす10円玉を構成する金属の価格動向への影響

出所:筆者作成
