◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は30~40トン。10月29日の価格はキロあたり73.99~74.25バーツ、RSS3号タイ主要港11月積価格は278.0~280.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、10月10日現在7,339トン(前旬比-674トン減)。
10月上旬の入出庫は入庫350トン、出庫1,024トン。
◆展開予想
ゴムRSS3は急騰、国内市場は週初に250円台を回復すると調整を挟むも木曜には先限が一時約4年ぶり高値となる292.9円まで上昇、その後は利益確定もあってか先限は一時240円台に沈むも、週末にかけ買い優勢、先限は270円台を回復している。株式市場は大幅下落、欧米でのコロナ感染者急増や米大統領選挙前のポジション調整からVIX指数も一時40を超え売りが売りを呼ぶ展開。ドル円も104円台半ばまで円高が進んだ。
10月30日正午過ぎ現在RSS先限は275.6円前後、TSR先限は182.0円前後の取引。週の高値はRSS292.9円/TSR182.0円、週の安値はRSS231.1円/TSR171.0円。
現物市場は275~280円程度、産地側では原料不足は変わらず現物成約も低水準だが、12、1限月は今週の上昇により現物価格対比で上鞘幅が拡大しており、新規の入着が見込めるだろう。但し、数量如何によっては過熱感を解消するには至らない可能性もあり限月間の鞘に注意を払いたい。現状は逆鞘環境が定着しているが、相当数の入着があるとすれば逆鞘解消方向に動きやすいか。また期先限月に関しては依然割安圏であり押し目買いや買戻しをしたい向きも多いとみられることから、低流動性・高変動率の地合いが続きそうであるが、他市場の動きと産地価格等を参照しながら押し目買い機会を探りたい。先限は220.0~280.0円を予想する。
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は30~40トン。10月29日の価格はキロあたり73.99~74.25バーツ、RSS3号タイ主要港11月積価格は278.0~280.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、10月10日現在7,339トン(前旬比-674トン減)。
10月上旬の入出庫は入庫350トン、出庫1,024トン。
◆展開予想
ゴムRSS3は急騰、国内市場は週初に250円台を回復すると調整を挟むも木曜には先限が一時約4年ぶり高値となる292.9円まで上昇、その後は利益確定もあってか先限は一時240円台に沈むも、週末にかけ買い優勢、先限は270円台を回復している。株式市場は大幅下落、欧米でのコロナ感染者急増や米大統領選挙前のポジション調整からVIX指数も一時40を超え売りが売りを呼ぶ展開。ドル円も104円台半ばまで円高が進んだ。
10月30日正午過ぎ現在RSS先限は275.6円前後、TSR先限は182.0円前後の取引。週の高値はRSS292.9円/TSR182.0円、週の安値はRSS231.1円/TSR171.0円。
現物市場は275~280円程度、産地側では原料不足は変わらず現物成約も低水準だが、12、1限月は今週の上昇により現物価格対比で上鞘幅が拡大しており、新規の入着が見込めるだろう。但し、数量如何によっては過熱感を解消するには至らない可能性もあり限月間の鞘に注意を払いたい。現状は逆鞘環境が定着しているが、相当数の入着があるとすれば逆鞘解消方向に動きやすいか。また期先限月に関しては依然割安圏であり押し目買いや買戻しをしたい向きも多いとみられることから、低流動性・高変動率の地合いが続きそうであるが、他市場の動きと産地価格等を参照しながら押し目買い機会を探りたい。先限は220.0~280.0円を予想する。