◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は80~90トン。12月10日の価格はキロあたり60.35~67.49バーツ、RSS3号タイ主要港1月積価格は243.0~245.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月20日現在5,267トン(前旬比-327トン減)。
11月中旬の入出庫は入庫492トン、出庫819トン。
◆展開予想
ゴムRSS3は急落、上海ゴムが先週末の急落後も戻り鈍く14,500元を割込むと一時14,150元まで値を切り下げる中で国内RSS3も250.0、240.0円のサポートを割込み、金曜日には一時先限は226.0円まで売り込まれたものの上海が安値圏から反発したことで、230.0円を挟んでの値動きとなっている。株式市場は横ばい、新規材料に欠ける中で利益確定の動きもあってか伸び悩み、ドル円は欧州中銀による追加緩和の影響もあって週末にかけてドル安が進行、先週末と同水準の104.0円近辺で円安方向の動きは限定的であった。
12月11日正午過ぎ現在RSS先限は230.5円前後、TSR先限は166.0円前後の取引。週の高値はRSS255.9円/TSR172.0円、週の安値はRSS226.0円/TSR166.0円。
現物市場は236.5円程度、週間での取引数量はUSS・RSS3共に増加、先物市場の下落を受けて現物売りが多少強まった印象。また、取引所発表在庫は東京・横浜地区で3,303トン(前旬比444トン増)と3,000トン台を回復、新規入着が継続しており在庫増加基調に変化しそうだ。現時点では先物価格と現物価格が歩調を合わせる形で下落しており国内RSS3の“割安幅”は中立水準、目先は他市場対比での“割高”修正局面となっており、まずは一旦様子見とし下げ止まり位置を探りたい。先限は220.0~240.0円を予想する。
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は80~90トン。12月10日の価格はキロあたり60.35~67.49バーツ、RSS3号タイ主要港1月積価格は243.0~245.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月20日現在5,267トン(前旬比-327トン減)。
11月中旬の入出庫は入庫492トン、出庫819トン。
◆展開予想
ゴムRSS3は急落、上海ゴムが先週末の急落後も戻り鈍く14,500元を割込むと一時14,150元まで値を切り下げる中で国内RSS3も250.0、240.0円のサポートを割込み、金曜日には一時先限は226.0円まで売り込まれたものの上海が安値圏から反発したことで、230.0円を挟んでの値動きとなっている。株式市場は横ばい、新規材料に欠ける中で利益確定の動きもあってか伸び悩み、ドル円は欧州中銀による追加緩和の影響もあって週末にかけてドル安が進行、先週末と同水準の104.0円近辺で円安方向の動きは限定的であった。
12月11日正午過ぎ現在RSS先限は230.5円前後、TSR先限は166.0円前後の取引。週の高値はRSS255.9円/TSR172.0円、週の安値はRSS226.0円/TSR166.0円。
現物市場は236.5円程度、週間での取引数量はUSS・RSS3共に増加、先物市場の下落を受けて現物売りが多少強まった印象。また、取引所発表在庫は東京・横浜地区で3,303トン(前旬比444トン増)と3,000トン台を回復、新規入着が継続しており在庫増加基調に変化しそうだ。現時点では先物価格と現物価格が歩調を合わせる形で下落しており国内RSS3の“割安幅”は中立水準、目先は他市場対比での“割高”修正局面となっており、まずは一旦様子見とし下げ止まり位置を探りたい。先限は220.0~240.0円を予想する。