ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引はソンクラーンの為、休場。4月15日の価格はキロあたり60.00~61.12バーツ、RSS3号タイ主要港5月積価格は233.0~235.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月31日現在9,882トン(前旬比605トン増)。

 3月下旬の入出庫は入庫1,269トン、出庫664トン。

◆展開予想

 JPXゴムは小反発、週初は上海ゴム9月限が13,340元まで下落する中でJPXゴムも急落、火曜日には先限で1月末以来の220円台前半まで売り込まれたが、その後は他市場対比での“割安感”から新規買いや買戻しが入り反発、230円台半ばを回復し週間では小反発となった。株式は米国株が史上最高値を更新する等堅調、商品も金利上昇とドル高進行が一服し反発した一方、ドル円は108.8円程度まで円高ドル安となっている。

 4月16日正午過ぎ現在RSS先限は236.0円前後、TSR先限は179.0円前後の取引。週の高値はRSS239.0/TSR181.0円、週の安値はRSS223.1円/TSR178.0円。

 現物市場は230.0円程度、タイではソンクラーンのため現物市場は休場であった。今週は当先限の順鞘化が進行し12.0円程、期近限月は安値圏で投げ売りが散見され価格回復時も買い気が薄かった一方、先限は売り一巡後に買い気が強まった形。国内市場は産地対比“割安幅”にあるが週後半に縮小、上海市場の底打ち感からJPXゴムにも価格回復期待が強まっているか。ただ、国内在庫は増加傾向を維持、また順鞘局面であることから他市場動向に注意しながら慎重に買い場を探る局面と考える。先限は230.0~250.0円を予想する。

 

 

このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp