第19回 MACDその8、『MACDの複数使い』いよいよMACD最終回!


□アペルさんは、12日EMA、26日EMAの組合せの他に、6日と19日、19日と39日などの組合せをを推奨している。

短期の組合せ 6日EMAと19日EMA 中期の組合せ 12日EMAと26日EMA 長期の組合せ、19日EMAと39日EMA
特徴としては、期間の短い組合せがサインが早く出て、期間の長い組合せがサインが遅く出る。 ■「それは想像が出来ますね。」 □上記の図を見てもらえばわかるとおり、期間の短い組合せだとサインの出が早く、そしてサインの数もたくさん出るという特徴がある。逆に期間の長い組合せだとサインの出が遅く、サインの出る数も少ない。
【組合せの特徴】 ・期間の短いパラメーターの組合せ・・・サインの出が早い。またサインがたくさん出る。 ・期間の長いパラメーターの組合せ・・・サインの出が遅い。またサインが少ない。
□この特徴を利用してトレンドに応じてパラメーターを使いわけるのだ。 ■「なるほど。やっぱり早く出るサインがいいんですか?」 □そうとは限らない。大きな上昇トレンドがあるとする。仕掛けのサインが早く出るのはいいけど、手じまいのサインが早く出るのはちょっともったいない。 ■「なるほど。」 □ということで、使いわけをお薦めする。 通常はやはり、代表的パラメーターである。12日26日を使う。
【通常トレンド】 仕掛け、12日26日の組合せによるMACD 手じまい、12日26日の組合せによるMACD
□信頼性があるのはやはり標準のパラメーターである12日26日が一番のようだ。
【やや強いトレンドのとき】 仕掛け、12日26日の組合せによるMACD 手じまい、19日39日の組合せによるMACD
【強いトレンドのとき】 仕掛け、9日19日の組合せによるMACD 手じまい、19日39日の組合せによるMACD
■「なるほど、トレンドが強いときには、早めに仕掛けて利食いは遅らせるということですね。」 □だな。 ■「なるほど、これなら理解出来ます。」