第27回 ストキャスその8、『ストキャスティクスのダイバージェンス』

今日のまとめ

・「上昇トレンドにおいて、価格ウェイブの天井部分が高値を更新しているのに、オシレーターウェイブの天井部分は高値を切り下げているという時」、また、「下降トレンドにおいて、価格ウェイブの底の部分が安値を更新しているのに、オシレーターウェイブの底は安値を切り上げているという時」、それをダイバージェンス(またはダイバージェンシー)と呼ぶ。 ・ダイバージェンスはトレンドの変化を先読みするための指標 ・価格ウェイブの天井部分が高値を更新しているとき、オシレーターウェイブの天井部分も高値を切り上げているとしたら、それをコンバージェンスと呼び、安定して勢いを増している相場ということになる。 ・ダイバージェンスが起こるのは、価格は上昇しているがかつてほどの上昇力がないとき ・山の天井部の幅も影響する。どんどん上昇している相場では山の天井部は厚くなり、勢いの少ない上昇は天井部が薄くなる。 ・騙しの後にさらにダイバージェンスが起こった場合は、前回より確実なサインとなる。2度目3度目のダイバージェンスがあった後反転ということがよくある。 上昇トレンドにおいて、価格が天井を更新したにもかかわらず、ストキャスが天井を切り下げたケース。ストキャスにおいてダイバージェンシーが確認された天井の手前にある底をストキャスが下回った瞬間が売り場。 下降トレンドにおいて、価格が底を切り下げたにもかかわらず、ストキャスが底を切り上げたケース。ストキャスにおいてダイバージェンシーが確認された底の手前にある天井をストキャスが上回った瞬間が買い場。 □第27回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数62 テクニシャンまであと  38単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g