第31回 一目均衡表その2、『5つの線の計算式を理解し、半値線をマスターしよう!』

今日のまとめ

・安定上昇期の5つの線の並び順は左上から右下に向かって、遅行スパン、転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2となる。そして価格は遅行スパンと転換線の間に位置する。 ・安定下降のときはの並び順は左下から右上に向かって、遅行スパン、転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2ときれいな並び順になる。そして価格はやはり遅行スパンと転換線の間に位置する。 ・線と線がクロスしてこの並び順が変化するということは、それだけでトレンドが変化しつつあるという証明になる。 ・一目均衡表のすべての線は抵抗線であり支持線である。 ・一目均衡表は、すべての線のクロスに意味がある。 ・一目均衡表の各線の計算式 ・転換線=(過去9本間の最高値+過去9本間の最安値)÷2 ・基準線=(過去26本間の最高値+過去26本間の最安値)÷2 ・遅行スパン=当足の終値を26本過去にずらして描画 ・先行スパン1=(転換線+基準線)÷2を26本将来に描画 ・先行スパン2=(過去52本間の最高値+過去52本間の最安値)÷2を26本将来に描画 ・一目均衡表では常に当日を入れた計算になっている。 ・一目均衡表はこの9とか26とか52とかいう数値は固定 ・過去一定期間の最高値と最安値を足して2で割ったもの、つまり過去一定期間の値動きの中心。これを半値、もしくは中値(仲値)などと呼ぶ。 ・半値線・・・・転換線・基準線・先行スパン2 ・変形半値線・・・・先行スパン1 ・半値線でない・・・・遅行スパン ・転換線・・・過去9日間の中心値をつなげた線 ・基準線・・・過去26日間の中心値をつなげた線 ・先行スパン2・・・過去52日間の中心値をつなげた線 【半値線からわかること】 ・上昇トレンドでは中心値は切り上がっていく。 ・下降トレンドでは中心値は切り下がっていく。 ・もみ合い相場では中心値は横ばいか、短期で上昇下降をくりかえす。 ・つまり半値線の勾配がトレンドを表わす。 ・短期のトレンドを表わす線・・・・転換線 ・中期のトレンドを表わす線・・・・基準線 ・長期のトレンドを表わす線・・・・先行スパン2     □第31回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数70 テクニシャンまであと  30単位!   小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g