原油反発。ウクライナ情勢の悪化などで。114.66ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,930.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は14,045元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年04月限は719.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで842.6ドル(前日比5.4ドル縮小)、円建てで3,199円(前日比86円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月3日 大引け時点 6番限)
金 7,148円/g 白金 3,949円/g
ゴム 260.0円/kg とうもろこし 45,320円/t
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「湾岸戦争とイラク戦争前後の値動き」
前回は、「第四次中東戦争とイラン・イラク戦争前後の値動き」として、過去の2つの戦争が「勃発」した前後1年間の、金と(ゴールド)と原油の価格推移を確認しました。
今回は、「湾岸戦争とイラク戦争前後の値動き」として、前回触れた2つの戦争の後に発生した、湾岸戦争とイラク戦争のケースを確認します。
以下は、湾岸戦争が勃発した日(1991年1月。多国籍軍がハイテク兵器でイラクを攻撃した日)の前後合わせて1年間の、金(ゴールド)と原油の価格推移です。
1990年8月のイラクのクウェート侵攻(湾岸戦争のきっかけ)の「予兆」のタイミングで、金も原油も大きく上昇しましたが、侵攻後に下落しはじめました。その後、湾岸戦争の「勃発」を機に、金(ゴールド)は下落に拍車がかかり、原油は下落基調を維持しました。
また、イラク戦争が勃発した日(2003年3月。米国主体の軍がイラクへの攻撃を開始した日)の前後1年間の、金(ゴールド)と原油の価格推移については、「予兆」の段階で、ともに上昇しましたが、「勃発」時には下落していました。
下落後、金(ゴールド)は別の要因(この場合は金の現物を裏付けとしたETF[上場投資信託]の売買が本格化したこと)が目立つようになり、上値を追う展開になりました。
図:湾岸戦争勃発前後の金(ゴールド)と原油相場の推移
出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,930.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は14,045元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年04月限は719.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで842.6ドル(前日比5.4ドル縮小)、円建てで3,199円(前日比86円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月3日 大引け時点 6番限)
金 7,148円/g 白金 3,949円/g
ゴム 260.0円/kg とうもろこし 45,320円/t
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「湾岸戦争とイラク戦争前後の値動き」
前回は、「第四次中東戦争とイラン・イラク戦争前後の値動き」として、過去の2つの戦争が「勃発」した前後1年間の、金と(ゴールド)と原油の価格推移を確認しました。
今回は、「湾岸戦争とイラク戦争前後の値動き」として、前回触れた2つの戦争の後に発生した、湾岸戦争とイラク戦争のケースを確認します。
以下は、湾岸戦争が勃発した日(1991年1月。多国籍軍がハイテク兵器でイラクを攻撃した日)の前後合わせて1年間の、金(ゴールド)と原油の価格推移です。
1990年8月のイラクのクウェート侵攻(湾岸戦争のきっかけ)の「予兆」のタイミングで、金も原油も大きく上昇しましたが、侵攻後に下落しはじめました。その後、湾岸戦争の「勃発」を機に、金(ゴールド)は下落に拍車がかかり、原油は下落基調を維持しました。
また、イラク戦争が勃発した日(2003年3月。米国主体の軍がイラクへの攻撃を開始した日)の前後1年間の、金(ゴールド)と原油の価格推移については、「予兆」の段階で、ともに上昇しましたが、「勃発」時には下落していました。
下落後、金(ゴールド)は別の要因(この場合は金の現物を裏付けとしたETF[上場投資信託]の売買が本格化したこと)が目立つようになり、上値を追う展開になりました。
図:湾岸戦争勃発前後の金(ゴールド)と原油相場の推移
出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成