第36回、一目均衡表その7、「一目均衡表最大の売買シグナル、均衡表の好転・逆転とは?前編」

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□これだけのトレンドがあれば均衡表の好転で買い、逆転で売って、しっかりと取れる。

■ですね。

□今度は次第にトレンドが小さくなっていく。

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■次第に取れなくなっていきますね。

□ムサシ君、取れるトレンドと取れないトレンドでは、線の動きがどう違ってくるかを見極めるのだ。

■なるほど。転換線が価格と一緒に上げ下げするのは、そんなに変化が感じられませんね。基準線の動きが次第にギクシャクしてるような気がします。

□ギクシャクか。いいところに目をつけたぞ。もっと拡大してみよう。

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□もみあい期には均衡表の好転・逆転は通用しないと言っても、では、今がもみあい期だとどうやったらわかるのかという別のテーマがある。すでにもみ合い状態で、その中での好転・逆転であれば騙しとかわかるが、今からもみあい期入りといった状況ではなかなかわからない。

■そうか。もみあい相場ってある程度たってから、もみあいだったとわかるのですね。

□そういうこと。ここら辺がテクニカル使いになるための肝の部分だ。