第4回、トレンドラインとチャネルライン、その2

□さていよいよチャネルラインの話に移る。トレンドだのチャネルだの、いろいろと横文字が出てくるが混乱しないように。

■「いよいよですね。読者の皆さん、『今年のファッション界はシャネルがトレンドだ』という話ではありませんよ。お間違いなく!」

□誰もそんなこと思っちゃいない。

□チャネルラインとは
①トレンドラインと平行にトレンドラインの反対側に引いた直線。つまり上昇トレンドでは波動の上に描き、下降トレンドでは波動の下に描く。
②そして波動が全て収まるようにという条件の下に波動に一番近いところに引く。

☆下降トレンドのトレンドラインとチャネルライン


☆上昇トレンドのトレンドラインとチャネルライン


□さて、この線を引くことにどんな意味があるのか?ムサシ君考えてごらん。但しギャグはいらないからまじめに考えて。

■「ぎゃふん。いつもまじめですが。」

■「えーと。チャートって上がったり下がったりで動きがわかりづらいですけど、トレンドラインとチャネルラインを引くとゾーンがはっきりして、このゾーンで上がったり下がったりを見ると・・・意外と簡単に流れがわかるような。」


□まじめに答えられるじゃないか。偉いぞムサシ君。これからもその姿勢で頼む。