第42回、一目均衡表その13、「一目均衡表最大の謎、『雲』を解析する!後編、雲のねじれの秘密!」

今日のまとめ

・一目均衡表では、トレンドがあるときと、もみあい時では分析の仕方が違う ・トレンドがあるときは、一目均衡表の各線は押し目の限界を示す。もみあい相場のときは、一目均衡表の各線は次第に接近し、もみあいの中心を示す。 ・遅行スパンはひとつだけ毛色の違う線 ・もみあい相場になると一目均衡表の各線はどんどんくっついていく、逆にトレンドがあるときは5つの線がどんどん離れていく。 ・先行スパン1と2が離れている状態が「雲が厚い」と呼ばれ、先行スパン1と2がくっついている状態が「雲が薄い」と呼ばれる状態。 ・雲が薄いとは、26日前にトレンドが無い状態を示し、雲が分厚いとは26日前迄にトレンドがある状態を示す。 ・雲のねじれは大勢トレンドの転換を示す。但し、雲は26日先に描いているので、大勢のトレンドが転換するのはそのねじれの位置から言うと26日前。 ・転換線と基準線のクロス(=均衡表の好転・逆転)は中期トレンドの変化を見るために使い、先行スパン1と2のクロス(=雲のねじれ)は長期トレンドの変化を見るために使う。 ・同じ雲のねじれでも先行スパン1が先行スパン2を上抜くことを「雲の好転」、先行スパン1が先行スパン2を下抜くことを「雲の逆転」と私は呼んで識別している。これが大勢トレンドの転換を表わし、雲の好転で大勢上昇トレンドとなり、雲の逆転で大勢下降トレンドとなる。 【雲のねじれのまとめ】 ・雲のねじれが起こった日が重要。その日に大勢トレンド転換を察知。 ・先行スパン1が2を上抜けば大勢下降トレンドから大勢上昇トレンドへの転換を示す。 ・先行スパン1が2を下抜けば大勢上昇トレンドから大勢下降トレンドへの転換を示す。 ・雲のねじれが描かれている日は特段変化日ではない。   □第42回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数92 テクニシャンまであと  8単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g