【特別寄稿】『小次郎講師に聞く、個人投資家が勝ち組になるための5つの極意!』セミナー参加者からの質問に答える。その1

Q24、株式投資について、2月に入り一気に急落、また、それ以前からの下げも手伝い、含み損が発生しいったん損切りするのも躊躇する状況です。今後、どのように進めていくのが良いでしょうか?

A、質問から推察するとロスカットラインを設定されていませんでしたね?ロスカットラインを設定せずにトレードしていて成功するトレーダーはいません。株式投資の罠は「いつまでも持てる」ということです。いつまでも持てるために上がるまで待てばいいとなり、最後には貴兄のように損切りするのも躊躇する状況に陥って身動きとれなくなります。今度からは必ずロスカットラインを設定して逆指値で注文を出しておいてください。  さて、今回の含み損をどうするかですが、もちろん、そのままにしておけばいずれ損がなくなりましたという値段に回復する可能性もあります。そういう可能性があることを理解したうえで、私のアドバイスは今の値段で潔く損切りしなさいです。窮地に陥ったときに根拠なく今後自分にとって都合良く価格が動くと期待してはいけません。しばしばさらに悪い方向に動きます。

Q25、チャートの見方について質問です。長期→短期と見て、長期で大きな流れをとらえ、短期でエントリーのタイミングを図るとよく言われますが、具体的にタイミングをどう判断して入るのかわかりません。初心者にわかりやすいように教えていただけますか?よろしくお願いします。

A、そのタイミングはテクニカル指標のサインで計るのです。たとえば、移動平均線がゴールデンクロスしたから買うとかですね。そのとき、大きな流れと同じサインであれば安心して買えますね。もし、逆のサインであれば、仕掛けないか、早く逃げる準備をして買うなどの心構えが出来るのです。

Q26、仕掛けると逆に行くことが多いのですが、何かいい方法はないでしょうか?

A、仕掛けて何度も逆に行くのはひとつにはロスカットラインが適正かどうかを検証してください。ロスカットラインが浅すぎると、ちょっとした逆方向でひっかかってしまうため、逆逆に行っているような気がしてきます。  ロスカットラインの問題でなければ、私のコラムでテクニカル分析を勉強してください。  https://fu.minkabu.jp/column/author/4 テクニカル分析も絶対ではありませんが、少なくとも仕掛けると逆ばかりに行くということはありませんよ。   参考になりましたでしょうか?残りの質問は次回に回答させていただきます。 ありがとうございました。 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g