小次郎講師のRSI(相対力指数)解説その4、「買われすぎ、売られすぎに騙されるな!」

今日のまとめ

・RSIを「70%以上だから買われすぎ=売りサイン、30%以下だから売られすぎ=買いサイン」と思うのは誤解 ・「50%以上は買い方優勢、50%以下は売り方優勢」 数値が大きいほど買い方の勢いは強く、数値が小さいほど売り方の勢いが強い ということは70以上というと相当買い方優勢、30%以下だと相当売り方優勢。 ・上げ相場は「踏み」が出てくればおしまい、下げ相場は「投げ」が出たらおしまい ・【RSIの少しましな売買サイン】 70を超えていたRSIが70を割り込んで来たら売りサイン。30を下回っていたRSIが30を超えてきたら買いサイン。 ・【RSIの正しい理解】 ・70以上は買い方が大変優勢な状況。しかし、偏り過ぎていると修正が出てくるのではないかという用心も必要。30以下は売り方が大変優勢な状況。しかし、これまた偏り過ぎているとその修正が出てくるのではないかという注意が必要。つまり、これらの数値は注意信号 ・ダイバージェンシーとは・・・上昇トレンドのときは価格(ロウソク足)のウェイブの天井をつなぐ。オシレーターも同様に天井をつなぐ。その天井をつないだ線がロウソク足では上昇しているのにオシレーターでは下降していたら、それは天井うちが近いのではと用心する。下降トレンドのときは価格(ロウソク足)のウェイブの底をつなぐ、オシレーターも同様に底をつなぐ。その底をつないだ線がロウソク足では下降しているのにオシレーターでは上昇しているとしたら、それは底うちが近いのではと用心する。 ・何故ダイバージェンシーが起こるのか?ダイバージェンシーが起こっているとき、価格変動がどうなっているのかを見極めなくてはいけない。 □第2部第4回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数8 中級テクニシャンまで後92単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g