小次郎講師のボリンジャーバンド解説その2、「間違いだらけのボリンジャーバンド解説」

+2シグマを超えていたものが、+2シグマの中に納まるようになるということと、価格が下がるということとはイコールではない。下図を見てごらん。

zu9例えばA地点。青で囲んだ部分がプラス2シグマを超えた部分、その後の動きが赤で囲んだ部分。確かに+2シグマの中に納まっているが、価格が下降していったわけではない。

■なるほど・・・むしろ上がってますね。

□B地点も同様。青で囲んだプラス2シグマを超えていた時期の後に、赤で囲んだプラス2シグマの中に納まっている時期が来るが、だからと言って価格の下落は見られない。

■A地点もB地点も青の箇所で売りを作っていたら大失敗しますね。

□だろ。

・+2シグマを超えることは長く続かない。やがて+2シグマの中に納まる。      ≠ ・+2シグマを超えた後には価格は下降する。
□このことを勘違いしたのが世間一般で言われるボリンジャーバンドの見方。 ■危ない危ない、勘違いするところでした。 □では間違いを指摘が終わったので、いよいよ、次回からは正しいボリンジャーバンドの分析法をお話する。ということで・・・本日はここまで。 ■ありがとうございました。