小次郎講師の移動平均線大循環分析徹底解説、「資金管理編」

3、適切な1回あたりの取引量とは?

□手順がある。
①自分の投資用資金を明確にし、その1%を計算する。A ②自分の取引する銘柄の平均的値動きを知る。B ③A÷Bが1回の取引量
■難しい。 □難しくないさ。たった3ステップだ。仮に投資用資金が1千万円の投資家だったとする。その1%は? ■10万ですね。 □さきほどの続きで日経225先物を取引するとする。日経225先物の平均的値動き(これをATRと呼ぶ)はいくらだった? ■現在およそ300円ですね。 □Aが10万円、Bが300円。とするとA÷Bは333となる。つまり333株。日経225ミニは100株単位だから3枚が適切取引量とわかる。 ■ラージは? □ラージは1000株単位だから取引出来ない。 ■ショック。だって、ラージの証拠金は今現在72万ですよ。72万ということは1千万あれば13枚買えます。 □13枚買えるということと、何枚が適切かということは全然関係ない。この考え方がタートルズ流の資金管理。今現在も、もっとも進んだ資金管理の仕方だ。この話を詳しく知りたい方はこちらを。
「小次郎講師の教える最適なユニット数とリスク管理」 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775964774
■なるほど。 □テクニカル分析でさまざまな指標を解説し、買いシグナル・売りシグナルを教えているサイトや本を目にするが、資金管理と一体化しなくては勝ちにつながらない。どんなにエッジがあっても、常に逆方向があるということをしっかりと認識した上でエッジのある局面を見つけ出すこと。それが勝つために必要なこと。逆にいうとそれなしに勝つことは出来ない。 ■わかりました。資金管理を極めます。 □そして、資金管理がマスター出来たところで、エッジのある局面を見極めるために移動平均線大循環分析が役立つ。次回をお楽しみに。 ■次回こそ、大循環分析へ。 □もちろん。 ■楽しみにしています。 □第2部第23回講義終了。 ■起立、礼! □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数46 中級テクニシャンまで後54単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g