小次郎講師の徹底解説【テクニカル分析の重要性】

【売りシグナルパターン①】
移動平均線がある程度の期間上昇した後で横ばい状態になるか、或いは少し下降基調に転じた時に、価格がその移動平均線を上から下にはっきりとクロスした時。
→(典型的デッドクロス)強い売りサイン
 

 
■これが本物のデッドクロスですね。上げ止まりからの、力強い下抜けです。

□流れとしては

  1 移動平均線がしばらく上昇している
  ↓
  2 移動平均線が上げ止まり、横ばい或いは下降に転じてくる
  ↓
  3 価格が移動平均線を上から下にはっきりクロスする

この形をしっかり頭に入れておこう。

【売りシグナルパターン②】
移動平均線が引き続き下降している時期に、価格が移動平均線を左から右にクロスした時。つまり価格が一時的に移動平均線を上回った時。
→(騙しのゴールデンクロス)弱い売りサイン
 

 
■これが騙しの方のゴールデンクロスですね。

□クロスはしたものの移動平均線の傾きを見ると下降の勢いはまだまだ健在だからね。下降トレンド継続の見方が強い状況だ。だから買い場ではなく売り場となる。

■ただしもみ合い入りや、その後の勢いの衰え次第では大きく取れないかもしれないことを考えながら、ですね!

【売りシグナルパターン③】
価格が下降基調の移動平均線の下にあり、その後一時的に移動平均線に向かって上昇していくが、移動平均線とクロスせずに再度下降を始めたとき。
→(近接の終了)普通の売りサイン
 

 
□戻し等で一旦は価格が上昇したものの、再度下降が始まり、下降相場が継続したパターン。

■再度価格と移動平均線の間隔が開いたところが売りの狙い目ですよね。

□その後安値を更新していくとベストだぞ。

【売りシグナルパターン④】
価格が上昇基調の移動平均線に上にあって、移動平均線より大きく乖離した時。
→(上昇トレンドの押し目)短期の売りサイン。トレンド転換時には大きく取れることもある。
 

 
□急騰した後は調整が出てくる場合が多い。

■そこの戻る瞬間を短期的に売りで狙っていくと。

□そしてそこがトレンド転換点だったら、天井となって下降相場が始まるというパターンもある。

■だから価格が急騰したからと言って、買いで即飛びつくのは危険なんですね…

□もちろんそのままスルスルと上昇が続いていく可能性もあるけどな。
あくまでも確率論の話だ。

■よく分かりました。


□以上でグランビルの法則は一旦終了だ。長くなったがムサシ君よく付いてきたね。

■僕は小次郎講師の移動平均線ですからね。理解が遅れて一時的に離れたってまたすぐ戻ってどこまでも付いていきますよ!

□そ、その例え気に入ってたのか…
とにかく、これにて第7回講義終了。

■起立、礼!
 


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