続伸、米国の対イラン制裁による供給ひっ迫を懸念=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=73.45(+0.69 +0.95%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.55~0.69ドル高。その他の限月は0.55ドル安~0.38ドル高。

 米国の制裁によってイランの生産量が大きく落ち込む見通しであることが供給ひっ迫懸念を高めている。米国は各国に対してイランからの原油輸入を止めるように圧力をかけており、市場参加者の想定以上に世界からイランを孤立させようとしている。

 時間外取引で8月限は調整含みで推移し、72.20ドルまで軟化する場面があった。通常取引開始後はプラス転換すると74.03ドルまで上昇し、2014年11月以来の高値を更新した。

(minkabu PRESS編集部) 

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