大幅反発、米WSJの報道で供給不安が高まる=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=70.53(+2.45 +3.60%)

 ニューヨーク原油の期近は大幅反発。終値の前営業日比は、期近2限月が2.24~2.45ドル高。その他の限月は0.88~1.98ドル高。

 米国が同盟国に対して昨年11月からイラン産の原油の輸入を止めるよう圧力をかけていると米WSJが伝えたことが手がかり。米国の対イラン制裁の発動を控えるなかで、イランの原油輸出は減少しており、供給不安が高まっている。内戦でリビアの生産量が落ち込んでいることも供給不安の背景。

 時間外取引で8月限の方向感は限定的だったが、売り買いが交錯するなかで67.72ドルまで軟化する場面があった。通常取引開始後は70.64ドルまで上昇し、先月25日以来の高値をつけた。

(minkabu PRESS編集部) 

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