ドル買い強まる 貿易問題を意識との指摘も=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間の後半に入ってドル買いが強まっており、ドル円は上値を抑えていた110.40円を上回り110.45円付近に上昇。一方、ユーロドルは1.1735ドル近辺まで値を落としている。

 ドル買いを誘発する直接的な材料は見当たらないが、貿易問題への懸念が対ユーロや円、カナダドルなどでドル買いを誘発しているとの指摘も出ているようだ。しかし、明日のFOMCの結果発表を控える中、積極的な取引は手控えられ、結果待ちの雰囲気は強い。

 ドル円は110.20円付近に来ている200日線を何度か下回ったものの、押し目買いも入り水準は維持されている。明日のFOMCを通過して200日線が維持されているようであれば、5月高値の111.40円水準が意識される可能性もありそうだ。

USD/JPY 110.44 EUR/USD 1.1736 USD/CAD 1.3026

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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