NY株式8日(NY時間16:22) ダウ平均 25316.53(+75.12 +0.30%) S&P500 2779.03(+8.66 +0.31%) ナスダック 7645.51(+10.44 +0.14%) CME日経平均先物 22665(大証終比:+45 +0.20%) きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続伸。序盤は売りが優勢となりダウ平均も下げて始まった。きょうからカナダで開催されるG7サミットへの警戒感や、アップルが今年後半に投入するアイフォーン向けの部品について、発注が前年比約20%減ることに備えるようサプライチェーンに伝えていたとの報道も嫌気していた。 ただ、売りが一巡すると買い戻しが優勢となりダウ平均はプラス圏に浮上。景気の先行きに期待した押し目買いが下値では断続的に入り底堅さは堅持している。 ダウ採用銘柄ではアップルが下落したほか、インテル、シェブロン、キャタピラー、ウォルマートが軟調。一方、P&Gが上昇したほか、ディズニー、GEも堅調に推移した。 P&Gは3日続伸。アナリストが、複数の事業を個々に判断し企業価値を積算するサム・オブ・ザ・パーツ分析では適正株価は104ドルになる可能性を指摘した。 ナスダックも序盤の下げからプラスに転じた。アップルのニュースで同社のサプライヤーには売りが優勢となっていたが、そのほかは堅調。ブロードコム、エヌビディア、インテルが下落の一方で、マイクロンやフェイスブック、マイクロソフトが上昇している。 ブロードコムは2-4月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、今四半期の売上高見通しに関しては据え置いている。データセンターからの需要が堅調な一方で、スマホからの需要が弱まっていることが明らかとなった。 フィリップ・モリス・インターナショナルが堅調。四半期配当を従来の1株1.07ドルから1.14ドルに増配する計画が伝わっている。 フィリップ・モリス 79.42(+2.03 +2.62%) ブロードコム 257.97(-6.71 -2.54%) クアルコム 60.26(-0.38 -0.63%) アルファベット(C) 1120.87(-2.99 -0.27%) フェイスブック 189.10(+0.92 +0.49%) ネットフリックス 360.57(-0.83 -0.23%) テスラ 317.66(+1.57 +0.50%) アマゾン 1683.99(-5.31 -0.31%) エヌビディア 262.28(-0.62 -0.24%) ツイッター 41.21(+1.51 +3.80%) ダウ採用銘柄 J&J 124.06(+0.73 +0.59%) P&G 77.18(+1.42 +1.87%) ダウ・デュポン 69.49(+0.07 +0.10%) ボーイング 369.50(+0.97 +0.26%) キャタピラー 155.32(-0.97 -0.62%) ユナイテッド 127.61(+0.03 +0.02%) ビザ 134.74(+0.90 +0.67%) ナイキ 74.90(+0.14 +0.19%) GE 13.93(+0.15 +1.09%) 3M 206.59(+1.52 +0.74%) エクソンモビル 83.60(+0.72 +0.87%) シェブロン 126.44(-0.52 -0.41%) コカコーラ 43.95(+0.51 +1.17%) ディズニー 103.98(+1.51 +1.47%) マクドナルド 168.91(-0.57 -0.34%) ウォルマート 84.36(-0.59 -0.69%) ホームデポ 198.33(+2.16 +1.10%) JPモルガン 111.11(+0.31 +0.28%) トラベラーズ 131.32(+1.55 +1.19%) ゴールドマン 233.39(-0.06 -0.03%) アメックス 101.00(-0.48 -0.47%) ユナイテッドヘルス 250.68(+1.70 +0.68%) IBM 146.14(+0.78 +0.54%) アップル 191.70(-1.76 -0.91%) ベライゾン 49.18(+0.17 +0.35%) マイクロソフト 101.63(+0.75 +0.74%) インテル 55.05(-0.83 -1.49%) ファイザー 36.67(+0.18 +0.49%) メルク 62.58(+0.59 +0.95%) シスコ 43.48(-0.17 -0.39%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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