【これからの見通し】G7での米国の孤立は織り込み済みか、カナダ指標多い 昨日はG7首脳会合での米国の孤立が鮮明となり、ドル円は一時109円台半ばを割り込む動きがみられた。トランプ大統領はG7会合を早めに切り上げて帰国するとの報道もあった。今回のG7会合はG6とアメリカと表現されており、共同声明には至らない見込み。ただ、きょうの東京市場では109円台後半での安定した値動きとなっており、過度のリスク警戒感はみられていない。市場はかなり織り込んでいるようだ。 経済統計はカナダ関連の予定が多い。カナダ住宅着工件数(5月)、カナダ失業率(5月)、カナダ雇用者数(5月)、カナダ設備稼働率(第1四半期)などが発表される。G7の開催国でもあり、きょうはカナダデーとなっている。 カナダ雇用者数は前回4月に1.1千人減とわずかな減少に転じたが、今回5月は2.35万人増と再び増加に転じる見込みとなっている。失業率は5.8%の低水準での横ばい見通し。設備稼働率(第1四半期)は前回の86.0%から今回は86.4%に上昇する見込み。総じて強めの結果が想定されている。 ドル円は109円台後半での取引が続いているが、この後の海外市場ではどうか。G7の影響はほぼ織り込まれているとみられるが、週末調整の圧力は働きそうだ。昨日は110円ちょうどレベルでのオプション行使期限が話題になっていた。きょうは109円ちょうどが大きめ。110円ちょうどにもやや少なめの規模で期限が設定されているもよう。109円台からは抜け出しにくい状況になっている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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