【海外市場の注目ポイント】Ｇ７サミット
きょうからカナダで主要７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）が行われる。焦点は通商問題となっている。米国は鉄鋼・アルミニウムの追加関税措置で、欧州連合（ＥＵ）、カナダ、メキシコの適用除外を解除、また自動車・同部品の追加関税を検討しており、こうした米国の保護主義的な動きに非難の声が強まっている。１・２日に行われたＧ７財務相・中央銀行総裁会議では、通商問題をめぐり、米国とその他の国で意見が対立し、共同声明を出すことができなかった。今回のＧ７サミットで、あらためて通商問題をめぐる対立が鮮明になれば、世界的な貿易摩擦への懸念が強まり、リスク回避の動きで円が買われる可能性がある。 minkabu PRESS編集部
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