8日の東京外国為替市場でドル円は109.85円付近まで強含んだものの、上値は限定的だった。 来週の米朝首脳会談、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会など注目度の高いイベントを控えて、先週から続くドル円の反発局面は一巡している。今日、明日とカナダで行われる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)はドルを圧迫するリスクがあるとみられている。自己中心的な通商政策を繰り広げる米国は、G7のなかでは旗色が悪い。 ただ、ECBは出口戦略の実施に向けて踏み出そうとしているほか、金利上昇や通商協議の不透明感を乗り越えつつ米経済は堅調さを維持しており、来週の各国の金利発表は日本と欧米の金融政策見通しの乖離を明確化する機会ともなり得ることから、ドル円の下値は限定的だった。日銀は依然として物価低迷の謎に悩まされており、出口戦略まではほど遠い。 反発局面が一巡しているユーロ円は129.73円付近まで水準を切り上げた後に失速している。ポンド円も147.45円付近へ強含んだ後、147円前半へ伸び悩んだ。 豪ドル/ドルは0.7602ドル付近、豪ドル円は83.39円付近へ軟化。昨日から対主要通貨で豪ドル売りに傾いている。5月の中国貿易統計はあまり材料視されていない。 (minkabu PRESS編集部)
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