NY株式17日(NY時間13:15) ダウ平均 24780.14(+207.10 +0.85%) ナスダック 7277.44(+121.15 +1.70%) CME日経平均先物 21940(大証終比:+110 +0.50%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。地政学的リスクが一服する中、取引開始前までに発表になった決算を好感する動きが出ている。特にネットフリックスが決算を受けて大幅高となっており、IT・ハイテク株が上昇を牽引している。他の産業株やヘルスケアも堅調に推移し、ダウ平均は一時285ドル高まで上昇。 ダウ採用銘柄では決算を発表したユナイテッド・ヘルスが上昇しているほか、GE、シスコ、インテル、マイクロソフトが上昇。反面、決算は良好だったもののゴールドマンが下落しているほか、ジョンソン&ジョンソン、P&Gも下落。 ユナイテッド・ヘルスは寄り付き前に1-3月期決算を公表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、通期見通しも上方修正した。インフルエンザの流行にもかかわらず好決算となった。通期見通しに関しては、28億ドルで買収を決めた南米チリのバンメディカの買収が完了したことが寄与している。 ゴールドマンは決算は良好だったものの、その後のコンファレンスでチャベスCFOが、システム投資の費用が拡大しており、人件費や報酬を除いた支出は25億ドルと前年比で14%増加したことを明らかにしたことが嫌気されている。 ナスダックも反発。ネットフリックスが10%近く上昇しているほか、アマゾン、アルファベット、フェイスブックなど主力のIT・ハイテク株は概ね上昇。 ネットフリックスは前日引け後に1-3月期決算を発表しており、加入者が予想を上回ったことが好感されている。値上げによるユーザーの動向が心配されたが、16年前のIPO以降で最も好調なスタートを切った。 動画配信機器製造のロクが大幅高。ネットフリックスの好決算を好感。投資会社のポイント72が持ち株比率を5.1%に増やし第2位の大株主になったことが明らかになったことも思惑を呼んでいる。 ロク 36.65(+3.63 +10.99%) アルファベット(C) 1071.36(+33.38 +3.22%) フェイスブック 168.34(+3.51 +2.13%) ネットフリックス 337.76(+29.98 +9.74%) テスラ 290.80(-0.41 -0.14%) アマゾン 1494.24(+52.74 +3.66%) エヌビディア 236.74(+5.25 +2.27%) ツイッター 31.70(+3.12 +10.90%) ダウ採用銘柄 J&J 130.18(-1.58 -1.21%) P&G 78.31(-0.30 -0.38%) ダウ・デュポン 67.25(+0.24 +0.36%) ボーイング 336.04(+4.27 +1.30%) キャタピラー 154.17(+2.03 +1.35%) ユナイテッド 124.63(+0.82 +0.67%) ビザ 123.89(+2.01 +1.66%) ナイキ 67.43(+0.37 +0.55%) GE 13.79(+0.46 +3.37%) 3M 220.16(+2.46 +1.14%) エクソンモビル 78.25(-0.29 -0.37%) シェブロン 120.90(+0.20 +0.17%) コカコーラ 44.90(+0.22 +0.49%) ディズニー 102.08(+1.84 +1.83%) マクドナルド 162.79(+1.16 +0.72%) ウォルマート 88.08(+1.24 +1.44%) ホームデポ 175.05(+0.62 +0.36%) JPモルガン 110.77(+0.56 +0.51%) トラベラーズ 137.84(+0.29 +0.21%) ゴールドマン 253.57(-4.31 -1.68%) アメックス 94.10(+0.50 +0.54%) ユナイテッドヘルス 236.66(+6.34 +2.83%) IBM 160.86(+2.97 +1.90%) アップル 178.24(+2.42 +1.38%) ベライゾン 48.88(+0.49 +1.03%) マイクロソフト 96.34(+2.17 +2.33%) インテル 53.56(+1.16 +2.24%) ファイザー 36.43(-0.10 -0.28%) メルク 59.42(+0.77 +1.35%) シスコ 44.45(+1.15 +2.67%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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