ダウ平均は一時７００ドル超下落もクロス円は比較的しっかりの印象＝ＮＹ為替チェック

ＮＹ時間の終盤になって市場はリスク回避の雰囲気が強まっている。米株式市場ではダウ平均が一時７００ドル超急落するなど下げを加速させ、米国債利回りも低下、そして、原油も６１ドル台まで下落している。

　為替市場もリスク回避の円買いの動きが強まっているものの、ダウ平均の下げの割には比較的しっかりしている印象もある。ユーロ円は１３１．６０円付近から伸び悩んでいるものの、１３１円台前半の水準を維持しており、ポンド円も１５０円台半ばの水準を維持している。

　ＩＭＭ通貨先物の建玉データを見ると、２月以降の下げで円ショートもかなり解消されており、建玉解消のストップオーダーも少なくなっているのかもしれない。

USD/JPY　106.88　EUR/JPY　131.24
GBP/JPY　150.52　AUD/JPY　81.97

minkabu PRESS編集部　野沢卓美 

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