NY株式5日(NY時間13:06) ダウ平均 24556.77(+292.47 +1.21%) ナスダック 7096.44(+54.33 +0.77%) CME日経平均先物 21910(大証終比:+260 +1.19%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。米中貿易戦争への懸念が一旦緩んでおり、株式市場も冷静さを取り戻している。中国経済への懸念からこれまで売られていたIT・ハイテク株や産業株中心に買い戻しが優勢になっている。 IT・ハイテク株に関してはフェイスブックのザッカーバーグCEOの発言もサポートしているようだ。前日に記者団との電話会議で、データ不正利用の件で広告主やユーザーから苦情が殺到したにもかかわらず、事業に重大な影響は見られなかったと述べたことが安心感に繋がっている模様。 ダウ平均は200日線で反転した格好となっており、リバウンド相場に戻るか注目される。貿易問題に関する米中の水面下での協議の行方が注目されそうだ。 ダウ採用銘柄はファイザーを除く29銘柄が上昇。ボーイングやキャタピラーが上昇しているほか、ゴールドマン、JPモルガンが上昇。また、シェブロン、エクソンモービルといったエネルギー株も堅調に推移。 ナスダックも続伸。フェイスブックが上昇しているほか、アマゾン、アップル、ネットフリックス、アルファベットなどFAANG銘柄が揃って上昇している。 通信ネットワーク機器のフィニサーが大幅高。アナリストが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことが好感されている。 インターネット音楽配信のスポティファイが商いを伴って反発。今週3日にNY証券取引所に上場したばかりだが、前日は大きく反落していた。きょうはアナリストが新規に「買い」でカバレッジを開始したことが好感されている。 マイクロンが逆行安。アナリストが「売り」でカバレッジを開始したことが嫌気されている。2018年下期から2019年にかけてシクリカルな不安を指摘。 フィニサー 15.77(+1.07 +7.29%) スポティファイ 148.64(+4.42 +3.06%) マイクロン 50.07(-3.32 -6.22%) アルファベット(C) 1033.51(+8.37 +0.82%) フェイスブック 159.25(+4.15 +2.67%) ネットフリックス 296.88(+7.94 +2.75%) テスラ 299.77(+12.83 +4.47%) アマゾン 1456.57(+46.00 +3.26%) エヌビディア 224.37(-1.87 -0.83%) ツイッター 28.41(+0.16 +0.57%) ダウ採用銘柄 J&J 130.92(+0.51 +0.39%) P&G 79.18(+0.13 +0.16%) ダウ・デュポン 65.53(+1.84 +2.89%) ボーイング 335.67(+8.23 +2.51%) キャタピラー 148.29(+3.11 +2.14%) ユナイテッド 125.89(+0.12 +0.10%) ビザ 121.65(+1.84 +1.54%) ナイキ 69.39(+0.97 +1.42%) GE 13.44(+0.16 +1.17%) 3M 218.87(+1.31 +0.60%) エクソンモビル 76.29(+1.42 +1.90%) シェブロン 117.83(+3.35 +2.93%) コカコーラ 44.50(+0.26 +0.59%) ディズニー 101.88(+0.93 +0.92%) マクドナルド 164.08(+2.35 +1.45%) ウォルマート 87.93(+0.71 +0.81%) ホームデポ 179.24(+1.80 +1.01%) JPモルガン 112.38(+1.95 +1.76%) トラベラーズ 139.66(+1.03 +0.74%) ゴールドマン 257.36(+4.74 +1.88%) アメックス 94.89(+1.66 +1.77%) Uヘルス 229.14(+0.35 +0.15%) IBM 154.79(+0.67 +0.43%) アップル 173.99(+2.38 +1.39%) ベライゾン 48.23(+0.30 +0.63%) マイクロソフト 92.50(+0.17 +0.18%) インテル 50.59(+0.60 +1.20%) ファイザー 35.75(-0.38 -1.05%) メルク 54.89(+0.35 +0.64%) シスコ 41.86(+0.66 +1.60%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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