NY株式20日(NY時間16:27) ダウ平均 24727.27(+116.36 +0.47%) S&P500 2716.94(+4.02 +0.15%) ナスダック 7364.30(+20.06 +0.27%) CME日経平均先物 21345(大証終比:+175 +0.82%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。原油相場が上昇したことがサポートとなった。原油については中東の緊張やベネルエラの生産減が懸念されている模様。一方で、フェイスブック、ツイッター、オラクルなどIT株の一角に売りが強まった。 フェイスブックについては米連邦取引委員会(FTC)が同社がユーザー情報を巡る2011年の同意審決に違反していなかったかどうか調査していると伝わったことが嫌気されている。ツイッターも当局の規制圧力への警戒から連想売りが強まり10%下落している。 オラクルは決算を嫌気。1株利益は予想を上回ったものの、成長分野と位置づけているクラウドの売上高が予想を下回ったことに失望感を強めた模様。 前日に大幅安となった米株式市場は明日のFOMCの結果発表を前に買い戻しが優勢となったようで、ダウ平均は一時192ドル高まで上昇。前日に一時20ポイントを上回ったVIXも18ポイント台で落ち着いている。 アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されていたG20財務相・中央銀行総裁会議が閉幕し声明が発表された。保護主義に関しては言及がなかったが、特に株式市場はネガティブな反応を見せていない。 ダウ採用銘柄ではボーイングやキャタピラー、ナイキ、インテルが上昇しているほか、ユナイテッド・ヘルス、ジョンソン&ジョンソンも堅調。反面、GEが下落したほか、ベライゾン、IBMも軟調。GEは2009年来の安値を更新している。 ナスダックも反発。フェイスブックの下げで一時マイナスに転じる場面も見られたもののプラス圏を維持。後半になるとフェイスブックも下げ渋る動きも見せている。アマゾンやエヌビディア、マイクロンが上昇しているほか、アドビ、ネットフリックスも堅調。 オラクル 47.05(-4.90 -9.43%) アルファベット(C) 1097.71(-2.11 -0.19%) フェイスブック 168.15(-4.41 -2.56%) ネットフリックス 317.50(+4.02 +1.28%) テスラ 310.55(-3.01 -0.96%) アマゾン 1586.51(+41.58 +2.69%) エヌビディア 249.58(+8.58 +3.56%) ツイッター 31.35(-3.63 -10.38%) ダウ採用銘柄 J&J 131.21(+0.97 +0.74%) P&G 78.31(-0.35 -0.44%) ダウ・デュポン 66.39(-0.17 -0.26%) ボーイング 337.63(+5.87 +1.77%) キャタピラー 154.06(+1.91 +1.26%) ユナイテッド 127.16(-0.04 -0.03%) ビザ 124.91(+1.70 +1.38%) ナイキ 66.80(+1.09 +1.66%) GE 13.64(-0.43 -3.06%) 3M 232.45(+0.89 +0.38%) エクソンモビル 73.99(-0.16 -0.22%) シェブロン 114.50(+0.61 +0.54%) コカコーラ 43.16(-0.10 -0.23%) ディズニー 101.35(-0.13 -0.13%) マクドナルド 159.38(+0.37 +0.23%) ウォルマート 87.95(+0.50 +0.57%) ホームデポ 178.16(+1.06 +0.60%) JPモルガン 114.64(+0.11 +0.10%) トラベラーズ 141.48(+1.46 +1.04%) ゴールドマン 263.19(+0.66 +0.25%) アメックス 94.95(+0.11 +0.12%) Uヘルス 226.78(+1.73 +0.77%) IBM 156.20(-1.15 -0.73%) アップル 175.24(-0.06 -0.03%) ベライゾン 47.69(-0.62 -1.28%) マイクロソフト 93.13(+0.24 +0.26%) インテル 51.55(+0.72 +1.42%) ファイザー 36.33(0.00 0.00%) メルク 54.64(+0.01 +0.02%) シスコ 44.37(+0.10 +0.23%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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