NY株式12日(NY時間15:38) ダウ平均 25231.37(-104.37 -0.41%) ナスダック 7598.94(+38.13 +0.50%) CME日経平均先物 21645(大証終比:-75 -0.35%) NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げ渋ってはいるものの、100ドル安での推移が続いている。きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。序盤は先週末の流れを引き継いで上昇して始まったものの、買い一巡後は戻り売りに押されており下げに転じている。ボーイングやキャタピラーといった産業株の下落がダウ平均を圧迫しているほか、原油が下落していることも売りを呼び込んでいるようだ。貿易戦争への懸念が依然として根強くあるのかもしれない。一方、依然として半導体が堅調でIT・ハイテク株には買いが続いている。第2四半期にかけてDRAMの需要が再び高まり、価格は向こう6ヵ月間で10%上昇する可能性も指摘されている。 ダウ採用銘柄では、ボーイング、キャタピラーのほか、ユナイテッドテクノロジーズ、ダウ・デュポンが下落。インテルも下落している。一方、GEが上昇のほか、アップル、IBM、シスコが堅調。 インテルは、クアルコムに敵対的買収を仕掛けているブロードコムに対して買収提案を含む様々な選択肢を検討していると報じられていることが嫌気されているようだ。その場合、買収金額への懸念が根強い。 ナスダックは逆に堅調で7日続伸。半導体中心にIT・ハイテク株の買いは続いている。ネットフリックスやインテルは下落しているものの、マイクロンやアマゾン、アップル、テスラが上昇している。 マイクロンは大幅高となっており再び最高値更新。アナリストが目標株価を100ドルに引き上げている。 光学部品のオクラロが大幅高。光通信のルメンタムが18億ドルで買収することで合意した。 エヌビディアが続伸。春に公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督作品「レディ・プレイヤー1」の公開により、バーチャルリアリティ(VR)関連の画像処理チップ(GPUs)の需要への期待が出ている。 オクラロ 10.03(+2.18 +27.71%) ブロードコム 263.52(+9.74 +3.84%) エヌビディア 250.13(+4.80 +1.96%) アルファベット(C) 1168.00(+7.96 +0.69%) フェイスブック 185.21(-0.02 -0.01%) ツイッター 35.57(+0.22 +0.61%) テスラ 345.21(+18.04 +5.51%) アマゾン 1600.33(+21.44 +1.36%) エヌビディア 250.13(+4.80 +1.96%) ダウ採用銘柄 J&J 132.94(-0.86 -0.64%) P&G 80.03(-0.26 -0.32%) ダウ・デュポン 71.31(-0.92 -1.27%) ボーイング 345.19(-9.33 -2.63%) キャタピラー 154.75(-3.50 -2.21%) ユナイテッド 131.47(-2.60 -1.94%) ビザ 124.51(+0.00 +0.00%) ナイキ 66.80(+0.50 +0.75%) GE 15.14(+0.20 +1.34%) 3M 240.27(-1.08 -0.45%) エクソンモビル 75.46(+0.90 +1.21%) シェブロン 116.98(-0.24 -0.20%) コカコーラ 44.49(-0.33 -0.74%) ディズニー 105.36(+0.63 +0.60%) マクドナルド 158.14(+0.90 +0.57%) ウォルマート 88.29(-0.43 -0.48%) ホームデポ 180.01(-2.15 -1.18%) JPモルガン 117.99(-0.05 -0.04%) トラベラーズ 141.77(-0.53 -0.37%) ゴールドマン 273.88(+3.11 +1.15%) アメックス 98.71(-0.34 -0.34%) Uヘルス 223.20(-2.23 -0.99%) IBM 160.53(+1.22 +0.77%) アップル 182.05(+2.07 +1.15%) ベライゾン 48.87(-0.14 -0.29%) マイクロソフト 96.96(+0.42 +0.44%) インテル 51.46(-0.73 -1.40%) ファイザー 36.68(-0.09 -0.24%) メルク 55.61(+0.47 +0.85%) シスコ 45.61(+0.24 +0.53%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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