HPインクが下落 サムスンから買収のプリンター事業がなお圧迫も=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ヒューレット・パッカードのハードウェア部門が分社化したHPインクが下落。前日引け後に8-10月期の決算を発表しており売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想通りだった。また、見通しについては予想範囲内に留まっている。

 PC部門は半導体価格の上昇などで部品コストは上昇したものの、シェア拡大や製品値上げで対応。利益率の良いプリンター部門は力強さを堅持しているものの、2018年度はサムスンから買収したプリンター事業がなお営業利益を圧迫する可能性があるようだ。

(8-10月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.44ドル)
・売上高:139億ドル(予想:134億ドル)
  PC:13%増 プリンター:7%増

(11-1月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.40~0.43ドル(予想:0.42ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.75~1.85ドル(従来:1.74~1.84ドル)(予想:1.79ドル)

(NY時間10:08)
HP 21.15(-1.31 -5.83%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美 

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