トランプ大統領への忖度かどうかは不明=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きのう、米司法省はAT&Tとタイム・ワーナーの買収計画に対して、合併すれば消費者の負担が増えるとして提訴した。AT&Tは法廷で争う構えを見せているが、解決策提示にも前向きな考えも示している。米司法省はCNNの売却を求めているものの、応じるつもりはない姿勢を再度明らかにしている。今回の司法省の提訴がCNNに関するトランプ大統領への忖度かどうかは不明。

 一方できょう、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長はオバマ前政権が導入したインターネット中立性規定の廃止を勧告した。AT&Tをはじめとしたプロバイダー事業を営む通信大手が反対していたが、この点についてはAT&T側にとっては有利。

 タイムワーナーは商いを伴って上昇している一方、AT&Tは軟調。

(NY時間14:43)
タイム・ワーナー 89.42(+1.71 +1.95%)
AT&T 34.43(-0.22 -0.62%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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