NY時間に入ってドル円の売りが加速しており、一時112.35近辺まで急速に下落した。先ほどから取引が開始した米株式市場が反落して始まっているほか、米10年債利回りも下げ幅を拡大していることから見切売りが出ている模様。 東京時間からドル円は売りが強まった。この日はトランプ大統領のロシア疑惑が売りを誘発している。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として、モラー特別検察官のチームがトランプ陣営に対し、一連のロシア関連キーワードを含む陣営幹部十数人の文書や電子メールを提出するよう求める召喚状を10月半ばに出していたと伝えていた。 前日は米下院が税制改革法案を可決し、これから法案は上院に送られ審議が行われる。ただ、上院共和党も下院とは異なる独自案を提出しており、年内に成立させることができるか情勢はなお不透明。 一方でインフレ鈍化への根強い懸念から米国債のイールドカーブのフラット化が続いており、ここ数日のドル円は上値の重い展開が続いている。その状況下でのトランプ大統領が抱えるロシア疑惑のニュースは売りの背中を押したようだ。 ドル円はサポートラインとして意識されている112.50水準をブレイクし、テクニカル的にも下向きの流れを強めている。来週は感謝祭ウィークで市場参加者も少なくなることが予想される。値動きによっては100日線が控える111.70近辺や10月13日安値の111.50付近を試しに行くとのネガティブな見方も出ているようだ。 USD/JPY 112.43 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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