NY株式16日(NY時間12:53) ダウ平均 23464.06(+192.78 +0.83%) ナスダック 6799.94(+93.73 +1.40%) CME日経平均先物 22500(大証終比:+90 +0.40%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反発。取引開始前に発表になったウォルマートやシスコの決算が好調で、両銘柄とも株価が大幅高となっていることがダウ平均をサポートしている。また、この日発表の鉱工業生産が予想を上回ったこともフォローとなっているようだ。 きょうは商いを伴って上昇しており、ダウ平均は一時200ドル超上昇し、今週の下げを相殺している。 ウォルマートは8-10月期決算を発表しており、既存店売上高、1株利益とも予想を上回った。通期利益見通しも予想以上に上方修正。値引きが奏功し、売上高の伸びは金融危機以来最高で13四半期連続の増収となった。オンライン販売の取扱高も54%増えており、クリスマス商戦を前にアマゾンを追撃する可能性を示している。 シスコシステムズは前日引け後に8-10月期の決算を発表しており、1株利益が予想を上回ったほか、11-1月期が8四半期ぶりに増収になるとの見通しを示したことが投資家を励ましている。同社はサービスとソフトウエアへの移行を経営目標に掲げているが、今回の決算発表はそれが前進していることが示された。 ダウ採用銘柄ではウォルマートやシスコのほか、キャタピラー 、P&G、アップル、IBMが上昇。一方、原油が利益確定売りに押されており、エクソンモービルやシェブロンが下落しているほか、GEも反落。 ナスダックも大幅高。IT・ハイテク株は揃って上昇しており、指数を押し上げている。アップル、シスコなどハイテク分野のほか、アマゾン、フェイスブックなどIT分野も総じて堅調。 家電量販店のベスト・バイが大幅安。8ー10月期の決算を発表しており、既存店売上高が市場予想を下回った。ハリケーンの影響が出たほか、アップルの「アイフォーンX」の発売が11月にずれ込んだことが影響した。 オンライン決済サービスのペイパルが上昇。保有する債権と売掛金を消費者金融のシンクロニー・ファイナンシャルに68億ドルで売却することで合意した。 ベストバイ 54.57(-2.74 -4.77%) ペイパル 76.51(+3.08 +4.19%) シンクロニー 33.47(+0.94 +2.89%) アルファベット(C) 1035.10(+14.19 +1.39%) フェイスブック 179.67(+1.72 +0.97%) ツイッター 20.33(+0.42 +2.11%) テスラ 316.78(+5.48 +1.76%) アマゾン 1136.46(+9.77 +0.87%) エヌビディア 213.01(+3.03 +1.44%) ダウ採用銘柄 J&J 138.80(-0.30 -0.22%) P&G 89.78(+1.55 +1.76%) ダウ・デュポン 70.13(+1.16 +1.68%) ボーイング 263.71(+0.85 +0.32%) キャタピラー 137.18(+3.08 +2.30%) ユナイテッド 118.00(+1.13 +0.96%) ビザ 111.05(+1.00 +0.90%) ナイキ 57.17(+0.54 +0.95%) GE 18.13(-0.14 -0.74%) 3M 229.91(+2.51 +1.10%) エクソンモビル 80.29(-0.92 -1.13%) シェブロン 114.74(-0.63 -0.54%) コカコーラ 46.73(-0.08 -0.17%) ディズニー 103.73(+0.04 +0.04%) マクドナルド 168.11(+0.79 +0.47%) ウォルマート 97.93(+8.10 +9.02%) ホームデポ 167.20(+1.73 +1.05%) JPモルガン 98.77(+0.58 +0.59%) トラベラーズ 131.32(-2.39 -1.79%) ゴールドマン 239.98(+2.37 +1.00%) アメックス 93.66(+0.40 +0.43%) Uヘルス 210.40(+0.54 +0.25%) IBM 149.01(+1.91 +1.30%) アップル 171.70(+2.62 +1.55%) ベライゾン 44.50(+0.39 +0.88%) マイクロソフト 83.29(+0.31 +0.37%) インテル 45.89(+0.43 +0.95%) ファイザー 35.42(+0.06 +0.17%) メルク 55.08(+0.28 +0.51%) シスコ 36.17(+2.06 +6.04%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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