ユーロドル　短期的には１．１５割れとの見方根強い＝ＮＹ為替チェック

　ユーロドルは1.15台に下落しており軟調な値動きが見られる。きょうは取引もさほど活発ではなく様子見の雰囲気もある中、ドルが底堅く推移しており、ユーロドルは売りに押されている。対ポンドでも下落。この日発表になっていた生産者物価やＰＭＩのデータは予想を上回る内容だったものの反応は軽微だった。

　先日のＥＣＢ理事会を通過してユーロの上値へのモメンタムは低下している。調整モードといったところだが、短期的には心理的節目の1.15割れを試すとの見方が優勢だ。ただ、いずれ上昇モードに戻るとの見方も一方で多い。

　目先は１０月２７日の安値1.1575が下値サポートとして意識される。その下は心理的節目の1.15ちょうどが意識され、その水準を更に下回るようであれば、７月２０日安値の1.1480水準が意識される。

EUR/USD　1.1586　EUR/JPY　132.25　EUR/GBP　0.8839

minkabu PRESS編集部　野沢卓美 

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