反落、EIA週報を嫌気=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=52.18(-0.29 -0.55%)
ブレント先物12月限(ICE) 58.44(+0.11 +0.19%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.29~0.24ドル安。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が予想外に増加したことや、原油生産量の回復が嫌気された。10月前半はハリケーン「ネイト」によって原油生産量が低下していた。ただ、ブレント原油は小幅に続伸。イラクのクルド自治政府は独立を問う住民投票の結果を凍結し、イラク中央政府との対話を申し入れたものの、受け入れられていない。イラク政府軍はクルド地域を奪還するための軍事作戦継続を示唆した。

 時間外取引でニューヨーク原油12月限は小高く推移した後、じりじりと売りに押された。通常取引では51.89ドルまで下落。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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