ポンドは調整が入ってもある程度は致し方なし＝ＮＹ為替チェック

　ポンドドルは1.35ちょうど付近、ポンド円は150.65付近で推移している。下げ渋ってはいるものの全体的に上値は重くなっている雰囲気もある。先週の英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）を受けて市場の流れは一気にポンド高に向かっており、ＭＰＣ以降、ポンドは急伸している。

　ただ、さすがに過熱感は否めず、ポンドドルもポンド円も過熱感を示すテクニカル指標であるＲＳＩは買われ過ぎの７０を超えている。いつ調整が入ってもおかしくはない状況にはある。

　市場では今回のＭＰＣを受けて、１１月の利上げを織り込む動きが続いている。一部には足元のファンダメンタルズからすれば懐疑的な意見もあるようだが、英中銀は許容範囲内の上限である３％に接近しているインフレを黙認できないようだ。

GBP/USD　1.3499　GBP/JPY　150.66　EUR/GBP　0.8872

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美 

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