アジア株 総じて下落、地政学リスクの高まりで

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:10現在
香港ハンセン指数   27757.09(-97.82 -0.35%)
中国上海総合指数  3275.57(-6.30 -0.19%)
台湾加権指数     10470.38(-98.59 -0.93%)
韓国総合株価指数  2368.39(-26.34 -1.10%)
豪ASX200指数    5765.66(+21.91 +0.38%)

 9日のアジア株は、総じて下落。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりで、売り優勢で推移する市場が多かった。多くの市場で金融株が安かった。台湾市場はハイテクや金融中心に下落した。シンガポール市場は休場。
   
 上海総合指数は小反落。酒造会社の貴州茅臺酒、乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団が買われる一方で、銀行大手の中国工商銀行、保険大手の中国人寿保険、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小反落。不動産開発・投資会社のザ・ワーフ・ホールディングス、通信サービスのテンセント・ホールディングスが買われる一方で、銀行大手の中国建設銀行、世界的金融グループのHSBCホールディングスが売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。情報技術、ヘルスケア、金融などを中心に上昇した。ソフトウェアサービスのコンピュータシェア、ソフトウェア会社のエイコネックス、医薬品メーカーのCSL、医療診断サービスのソニック・ヘルスケア、銀行大手のウエストパック銀行が買われた。
 

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