一連の米経済指標を通過してドル円は112.70近辺で推移している。朝方発表になった米消費者物価(CPI)や小売売上高が弱い内容となったことでドル売りが強まっている。ドル円も一時112.25付近まで下落し、21日線が来ている112円台半ばの水準を下回った。 ただ、その後は112円台を維持し、21日線の上まで買戻されている。米株や原油が上昇、また、米国債利回りも下げ幅を縮小していることから、ドル円もサポートされている模様。 しかし、この日のCPIはコア指数で前年比1.7%と前回と変わらず、予想通りではあったものの、前月比では0.1%上昇と小幅な上昇に留まり、全体を見ても前月比で下げているアイテムが多い。イエレンFRB議長は今週の議会証言で、インフレの動向を注視して行くと強調していたが、今回のCPIもインフレ鈍化が懸念される弱い内容ではある。 ただ、6月ほどネガティブな反応も見られていない印象。9月のFOMCでの利上げはなく、年内はあっても12月との見方がコンセンサスになりつつあり、その点を既に織り込んでしまっている面があるからであろう。むしろ、日銀と各国中銀の金融政策の温度差に市場の関心が向かっており、円安の動きがドル円を支えているようだ。 USD/JPY 112.69 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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