続伸、ナイジェリア石油相の発言やIEA月報で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=46.08(+0.59 +1.30%)
ブレント先物9月限(ICE) 48.42(+0.68 +1.42%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。ナイジェリア石油相が日量180万バレルで安定供給可能となった場合に生産制限を導入可能であるとの認識を示したことが背景。ナイジェリアは日量170万バレルまで生産が回復している。今月24日に行われる石油輸出国機構(OPEC)の共同閣僚監視委員会(JMMC)を控えた期待感が高まった。国際エネルギー機関(IEA)が月報で、2017年の需要の伸びを10万バレル上方修正し、日量140万バレルとしたことも手がかり。

 時間外取引で8月限は弱含み。44.99ドルまで軟化した。通常取引開始後に下げ幅を縮小しプラス転換すると、46.28ドルまで上昇した。ただ、前日高値の46.48ドルには届かず。 

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