朝方円安も、米債利回り低下でドル売り円高強まる=東京市場前場概況

　午前の東京外国為替市場でドル円はいったん１１３円半ばまで持ち上げた後、値を落とす展開となった。

　前日のイエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長による議会証言が利上げ期待派の失望感を誘うものとなりドル売りが進行。ＮＹ市場で112円台を付けたものの、112円台での買い意欲を確認したことで、朝方はいったん買戻しが入った。

　もっとも、米債利回りの低下が優勢となり、ふたたびドル安円高に。ドル円は113円を一時割り込む動きに。

　ユーロドルが1.1410台から1.1439まで上昇するなどドルは全面安に。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅 

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