続落、カタールと国交断絶による買いは一時的＝ＮＹ原油概況

NY原油先物7月限（WTI）（終値）
1バレル＝47.40（-0.26　-0.55%）
ブレント先物8月限(ICE) 49.47（-0.48　-0.96%）

　ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近２限月が０．２９～０．２６ドル安。カタールがテロ組織を支援しているとして、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）、バーレーンなどが国交を断絶すると発表し、中東からの供給リスクが意識されたが、買いは続かなかった。７月限は時間外取引で４８．８２ドルまで上昇した後、通常取引開始を控えてマイナス転換した。通常取引開始後に４６．８６ドルまで下落している。世界的な供給過剰があらためて意識された。 

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