朝方軟調も、その後ゆっくり買戻し=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 週明け15日の東京市場は前週末NY市場で、米指標の弱さもあってドル円が113円台前半まで値を落とすなど、やや調整ムードが強まる流れを継続してスタート。
 
 週末に報じられた北朝鮮のミサイル実験に関する警戒感もあり、朝方113円10銭台まで値を落とす場面が見られた。

 しかし、その後はじりじりと買戻しが優勢に。113円台を維持したことで、下値しっかり感が出ていたことや、日経平均の下げがそれほど大きなものにならず底堅さが意識されたことなどが、ドル円の支えに。

 午後に入って米債利回りがやや上昇したことなども、ドル円のサポートとなって、ドル円は113円台半ばを試す展開となった。

 午前7時45分に発表されたNZの第一四半期小売売上高が予想を上回る好結果となったことで買いが出たNZドルは、その後も対ドル、対円で高値圏推移。値幅はそれほど大きなものではないが、指標発表直後の高値を超えて買いが出る展開が見られた。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅


 

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