大阪6月限ナイトセッション 日経225 19760 +60 (+0.30%) TOPIX 1433.5 +6.0 (+0.42%) CME先物 19775 +75 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 7日の米国市場は NYダウ、S&P500、 ナスダックなど主要な株価指数が上昇。米失業保険申請件数が7週連続で300万件を超えたが、前週からは減少した。米国内で活動制限を緩和する地域が増えており、経済再開への期待から買いが先行。また、米中の貿易協議責任者が第1段階の合意履行の進展を巡って来週にも電話会談を行うとの見通しが伝わったことも材料視されている。決算発表が本格化しており、業績評価の動きもみられている。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買いが先行することになりそうだ。ただし、週末要因から積極的な売買は手控えられるほか、米雇用統計の発表を控えており、これを受けた米国市場の反応を見極めたいところであろう。一方で、楽観視はできないが、東京での感染者が減少しているほか、厚労省が新型コロナ治療薬としてレムデシビルを承認するなど、国内においても経済活動再開に向けた動きが意識される。ショートポジションは取りづらく、反対に押し目買い意欲が高まる需給状況に向かいやすく、底堅さが意識される展開が見込まれる。 なお、米国ではアップルやアルファベットなどの主力ハイテク株のほか、証券会社が目標株価を引き上げたエヌビディアなど半導体株が買われており、東京エレクトロン <8035> といった指数寄与度の大きい値がさハイテク株が指数をけん引しそうである。その他、任天堂 <7974> が昨夕発表した決算では、今期の営業利益は15%減と計画している。コンセンサスは下回っているが、「どうぶつの森」で1-3月は好調であり、保守的との見方もされやすい。底堅い値動きをみせてくるようであれば、投資家のセンチメントも明るくさせそうだ。 株探ニュース
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