アジア株は軒並み上昇、米株先物に連れ高 米経済対策や新型コロナ治療薬への期待

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は軒並み上昇、米株先物に連れ高 米経済対策や新型コロナ治療薬への期待

東京時間14:02現在
香港ハンセン指数   24073.83(-169.03 -0.70%)
中国上海総合指数  3218.05(国慶節で休場)
台湾加権指数     12854.53(+108.16 +0.85%)
韓国総合株価指数  2395.68(+8.74 +0.37%)
豪ASX200指数    6099.20(+62.82 +1.04%)
インドSENSEX30種  40349.52(+470.57 +1.18%)

アジア株は香港を除いて上昇、米株先物に連れ高する格好。米副大統領候補者の討論会中に米株先物は急伸、ダウは一時110ドル高となった。14時時点でも100ドル高と堅調。ハリス上院議員が「トランプ政権は中国との貿易戦争に負けた」と発言したことを受け、米株先物が急伸したとの声が聞かれたが、はっきりとした上昇要因は不明。引き続き中小企業・航空支援法案の合意期待の買いが続いているもよう。ペロシ下院議長とムニューシン財務長官は8日も航空支援法案で再度協議する予定。また、新型コロナ治療薬への期待も高まっている。米リジェネロンが米食品医薬品局(FDA)に「抗体カクテル療法」の緊急使用許可を申請したと明かした。トランプ米大統領は7日、新型コロナウイルスからの回復にリジェネロンの「抗体カクテル療法」が重要な鍵だったとし、「不幸中の幸いだった。信じられないほどの効果があった」と語った。

香港株は反落、米中対立懸念が再燃している。トランプ米政権が米国の国家安全保障を脅かす懸念があるとして、中国アリババ傘下のアント・グループとテンセント・ホールディングス両社の決済サービスに制限を課すことを検討しているとの報道が伝わった。明日からの中国市場再開を前に警戒感が高まっている。

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