NY株式10日(NY時間12:16) ダウ平均 29386.16(+228.19 +0.81%) ナスダック 11637.01(-76.77 -0.65%) CME日経平均先物 25395(大証終比:+445 +1.76%) きょうの米株式市場でダウ平均は続伸。その一方で、IT・ハイテク株の売りが続いており、ナスダックは逆に下げる展開。前日にファイザーがドイツのビオンテックと共同開発している新型ウイルス向けワクチンの臨床試験の中間結果で、良好な内容を報告したことが期待感を高めている。 前日のダウ平均は一時1600ドル超急伸するなど大幅高となったが、市場からはワクチン開発について慎重な見方も出ている。一方、今回の市場の反応はこれまでとは異なり、状況が良くなると言う証拠に基づいているとの声も出ており、アザー米厚生長官は「ファイザーのワクチンが11月下旬に配布開始の可能性がある」と述べていた。 なお、米大統領選に勝利したバイデン氏は、広範囲のワクチン接種が利用可能になるまでにはさらに数ヵ月かかるだろうと注意喚起していた。 ダウ平均は一時マイナスに転じる場面もみられている。前日の急伸からの戻り売りが出ていることや、IT・ハイテク株の売りがきつく、全体の雰囲気を悪化させている面もあるようだ。 IT・ハイテク株については、パンデミックに伴う巣ごもりやテレワークで恩恵を受けた分、そのスピード調整が出ているものと思われる。ワクチンが開発されたとしても、それらの需要が以前の状態に戻るとも考えにくいが、買われ過ぎていた面もあり、IT・ハイテク株を売って、他の割安感が出ているセクターへのシフトが加速しているものと思われる。 アルファベット(C) 1747.99(-15.01 -0.85%) フェイスブック 271.84(-6.93 -2.49%) ネットフリックス 479.69(+9.19 +1.95%) テスラ 409.59(-11.67 -2.77%) アマゾン 3069.02(-74.72 -2.38%) エヌビディア 524.35(-20.88 -3.83%) ツイッター 42.84(-0.36 -0.82%) ダウ採用銘柄 J&J 147.90(+1.82 +1.28%) P&G 140.06(+2.07 +1.45%) ダウ・インク 52.75(+0.63 +1.31%) ボーイング 191.23(+11.87 +7.53%) キャタピラー 172.08(+1.26 +0.78%) ハネウェル 200.85(+3.86 +2.09%) ビザ 212.57(-0.11 -0.06%) ナイキ 128.61(-0.34 -0.26%) ウォルグリーン 43.22(+3.41 +9.14%) 3M 168.15(+4.72 +2.90%) セールスフォース 249.78(-9.50 -3.65%) シェブロン 81.50(+2.10 +2.95%) コカコーラ 53.31(+0.74 +1.50%) ディズニー 139.79(-2.80 -2.20%) マクドナルド 213.34(+0.12 +0.06%) ウォルマート 145.83(+2.29 +1.57%) ホームデポ 274.24(+4.27 +1.50%) JPモルガン 115.94(-0.96 -0.93%) トラベラーズ 134.62(+0.34 +0.27%) ゴールドマン 213.89(-1.04 -0.52%) アメックス 116.94(-0.43 -0.44%) ユナイテッドヘルス 350.51(+0.51 +0.15%) IBM 117.30(+1.77 +1.55%) アップル 117.29(+0.97 +0.82%) ベライゾン 61.00(+1.16 +1.98%) マイクロソフト 212.54(-5.85 -2.61%) インテル 46.39(+0.79 +1.74%) アムジェン 244.77(+9.91 +4.28%) メルク 81.50(+1.00 +1.24%) シスコシステムズ 38.89(+0.69 +1.84%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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